「マジでクソババアだよな。」

息子は、最近よく言います。ただし、笑顔つきで。
まぁ、自分で言うのもなんだけど、
自分でも「私って、クソババアだよな。」と思うし、
「クソババア」と思われるような親だしな…

「あぁ、そうかい。クソババアで結構。ほな、アンタがクソババアと言うてること、お父さんと〇〇先生(担任の先生)に言うとくわ。」

「やめて。それはやめて。アカン、言わんといて。」

「まぁ、お父さんは笑って済ますやろうけど、先生は間違いなくお説教になるやろな。」

「絶対言わんといて。親に怒られるのは構わないけど、先生に怒られるのだけは、嫌なんだ。」

「怒りはしないだろ。ただ、あの先生は超真面目だから、真面目に受けて説教はするだろーけどな。」

実は、その先生から、私のスマホに、息子宛てにお叱りのメールが届いた。
そのメールを、どのタイミングで見せようかと思ってて、
ちょうど、このタイミングで見せようとした。

「でさ、今朝、アンタ宛てに先生からお叱りのメール届いたんだけど。」

「!!」

「見る?見せたいんだけど。」

「いや、いい。見ない。だいたい、どういう内容か察した。」

「自分でも解ってるんだね?」

「うん。解ってる。」

「相当厳しいお叱りメールだったからね。アンタがちゃんと解っているんなら、今回は見せない。お母さんで止めておく。」

「あ〜あ、明日怒られに学校行くかぁ…」
学校行く用事があって、担任の先生に会います

「いや、だから、先生は怒らないって。頭ごなしに怒ったりせーへんやろ?くどくど説教はするけどさ。」

「怒ると説教は同じやん。」

「まぁまぁ、お母さんも【本人は相当頑張っていますので】と返したからさ。説教だけは、くらっておいで。」

先生は、復帰に向けて、今の状態では…と思っているようですが、
私からしたら、2年半も不登校だったのに、
息子はものすごく頑張っていると思う。

ただ、あと1ヶ月しかないのに、今のペースでは、高等部の生活は相当厳しいとは思いますが…

本当は、私の希望としては、
通信制に転校して欲しい。
ただ、本人は本人なりに、復帰に向けて頑張っている。本人なりに…ね。
本人なりに頑張っている子に、
「無理だし、厳しい状況だから通信制に転校しましょう」
とは、言えないよなぁ…

これも【本人の意思を尊重して、子を信じて見守る】なのかなぁ…

クソババアも、結構悩んでるんだぞ。
解っているのか、クソ息子!