それでも、私だって人間です。お人形じゃありません。
感情や価値観、意思はきちんとある1人の人間なんです。

自分を押し殺すのも限界があります。
親に捨てられる、親の愛情を貰えないかも…という恐怖と戦いながらも、
感情や価値観、意思を出すこともありました。

そうすると、母親は私の感情や価値観、意思を全否定し、
何としても、自分の思うように子供をコントロールしようとします。

こちらも思春期に入り、「自我」というものが芽生えてきます。
そうなると、親の価値観や意思に合わせることが苦痛になってきますし、
合わせる必要がないと思ってもきます。
でも、意思表示をして、親に見捨てられる、愛情を貰えなくなるのは怖い…
そんな葛藤と戦いながらも、頑張って頑張って意思表示をします。

そして、親は、自分のコントロールがきかなくなった子供に対して、このような言葉を言います。
「アンタは、うちの子じゃない」
「親の言う事を聞けばいいんだ!」
「私は、アンタの躾を失敗した
「育て方を失敗した」
「私は、アンタをかわいいと思った事がない。下の2人は、かわいいけどね。」
失敗作なんだよ、アンタはね。」
 
⑥に続きます。