『親が理想とする子供が子育ての成功作というなら、子供なんかみんな失敗作だ』
この言葉をご存知の方は、ほとんどいないと思います。
これは、今から約30年前にお昼に放送された、綿引勝彦さん・岡江久美子さんが出演した「天までとどけ」というドラマで、
綿引勝彦さんが言ったセリフです。
子供の事を「失敗作」というのはいささか乱暴ではありますが、
このセリフが言いたいのは、
『子供なんか、親の理想通りに育つものではない』
事なんだと思います。
いや、例外的に「子供3人を東大に入れた、なんとかママみたいに、自分の理想通りに子供を育てた方もおりますが…
当時高校生だった私は、このセリフが強烈に心に突き刺さり、また、このセリフに心救われ、このセリフを耳にした時に、涙を流したのを覚えています。
なので、あれから30年近く経っても、このセリフは私の心にしっかりと残っています。
まだ高校生で子育てもしてないのに、
なぜこのセリフに心救われたのか?
それは、私と親との関係性に起因してます。
長くなるので、続きは次回にいたします。