桜がその美しい花を全身に纏って咲き誇る時
桜の美しさに魅了されながら
何年も前の悲しさと寂しさが蘇る
2003年3月11日にピヨが天に戻り、2015年4月4日にポコが戻りました。
桜の時期はこの子たちとの肉体の別れの時を思い出し
桜を見たくても足が桜に向かなくなるのです。
でも今日は「桜を見よう!」という思いで桜に会いに行きました。
ポコの亡骸を抱いて、歩いた桜並木を・・・
ランナーのいでたちで、ポケットにはポコの羽が入ったキーホルダーを入れ、花見がてらに走りました。
桜さん、覚えてますか?
昨年の今日、私はポコを抱いてあなた達に会いに来ました。
その節はポコに美しい姿を見せてくださり、ありがとうございました。
今日はポコと一緒ですよ。
ポコは今ではいたるところに居ますけど
今日は私と一緒に居ますよ。
私のポケットの中に入って、一緒にあなた達を見ています。
桜さん、ポコが見えますか?
こんなことを桜に言いながら走っていたら涙が出てきた。
桃源郷のように美しい桜並木の下を一本一本に挨拶をしながらゆっくり走った。
ポコの亡骸を抱きながら、この木にはこんなことを話したっけな~なんて思い出しながら。
今頃、あの子たちはどうしているんだろう?
ポコちゃん、ピヨに会った?ピヨと二人でM(弟)に会いに行ってね。
いつも写真を見てはこんなことを言ってます。
そして、いつも精一杯愛情を注いであげられなかったことが悔やまれます。
自分のことでいっぱいいっぱいで、ポコのメッセージをすべて受け止められなかったこと。
そんな自分が嫌いでどうしようもなくなります。
それでもポコは、いつも透明で優しい波動を送ってくれていたことへの感謝は限りなく溢れてきます。
ポコと過ごせた幸せな日々は今も色褪せることなく心にあります。
ポコはキジバトの肉体を脱いで、天女や女神になって毎日私に愛を送ってくれてます。
そう感じるので、そう信じてます。
宇宙がこんな可愛い存在と縁をつくってくれたことを喜ぶと共に、私はとても幸せ者だと思います。