地球人が今すぐしなくてはならないこと・・・ | アダルトチルドレン時々日記

アダルトチルドレン時々日記

機能不全の家族の中で育ち、その後遺症を人生上に色濃く残し、一般常識とまともな生活を知らず、悲観的なことを言いつつ能天気な性格でふらふら気ままに流転の人生を送っております。魂の病気と共存し狂気と正気を往ったり来たりする日常を徒然なるままに書き綴ります。

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世界で初めて『無農薬りんご』を育てた木村秋則さんの本を読みました。

プロフェッショナル仕事の流儀に出演されたり、映画になったりで大忙しですね。


よく言われる「間違いだらけの有機農法」について書かれてありましたので記事にしました。



【硝酸態窒素という劇薬が日本では放置状態】


これについて日本で最初に警告を鳴らしたのは木村さんだそうです。

牛は放たれた草地で自分が排せつした場所の草を5年間食べないそうです。

それは硝酸態窒素が激毒であることを本能で知っているからです。

牛は土が5年かけて、劇毒を浄化するのを本能的に知っていたんですね。


硝酸態窒素は、堆肥を使って行う有機栽培から出てきます。

ということは・・・有機栽培によって作られる野菜に残っているわけです。


その残留濃度について、EUでは厳しく規制され、農産物の出荷が制限されていますが

日本では野放し状態だそうです。

JAS規格なんて全然信用できないのね・・・(@Д@;


硝酸態窒素について、日本ではほとんどなじみがないのですが、日本以外の先進国では

知らない人がいないほと有名な言葉だそうで、発がん物質であることも実証されています。


海外では、日本食材の放射能汚染が危惧されて、売れづらい状態にある上に、

日本の農産物の残留毒である硝酸態窒素の含有が問題視されているそうです。


ヨーロッパは畜産農業だから、家畜の糞を使っての農業栽培法がとられており、

これこそ循環型農業であると言われ浸透していったそうです。

それで離乳食の缶詰の原料にも有機野菜が使われるようになって、

その結果、有機野菜の缶詰を食べた赤ちゃんが亡くなったりしたそうです。


堆肥を使って有機栽培をするといってもピンからキリまであって、未熟堆肥を使って栽培しても

有機栽培と表示され、これが大変危険だそうです。牛だって5年間も避ける訳ですからね。

硝酸態窒素が抜けるまで完熟させた堆肥を使っているならいいのですが

そんな農家がどれ位いるのかってことですよね?

農家だってビジネスですから、5年も堆肥を寝かせてられないわけでしょ?


ヤバイね、有機栽培・・・・・・・・どれが大丈夫な有機栽培か分かんないもんね・・・・・・・・・・・・・




この本は、木村さんが宇宙人やUFOに乗せられた話も書かれてますが、

私はオカルトマニアではありませんが、そういうのもありだろうなと思います。

こういう人が選ばれてUFOに乗れたりするのかも知れませんね。


面白いのが、宇宙人が地球が滅亡する話をしたそうなのですが「人間は馬鹿だから・・・」だそうです。

金と欲に目がくらみ、自然をコントロールしようとしている思いあがった人間に渇をいれてくれる

一冊だと思います。


りんごの木と命をかけて(一時は自殺まで考えて)対峙して、りんごから悟りを得た方だと思います。

命をかけたからこそ成し遂げることが出来て、説得力を持って語れるんだと思います。


だからこそ、自然を通して、今、本気で地球は滅亡に向かっていてヤバイ!ということが

実感として分かるんだと思います。


自然と謙虚に関わる・・・・・・・・・・昔々の日本人がずっとやっていたことではないでしょうか。


木村さんの本は、目先のストレスに翻弄され、酒、ニコチン、刺激物、快楽等々に溺れながら

必死にバランスをとって生きている現代人は一度目を通しておいてもいいのではないかと思います。



木村興農社(木村秋則オフィシャルホームページ) http://www.akinorikimura.net/



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