ゴールデン・カップスは赤ん坊の頃から知ってました。 なぜなら・・・
この前、死んじまった叔母が『おっかけ』をやっていたからですヾ(@^▽^@)ノ
トラウマ治療でまたパンドラの箱の蓋が開き、同時期にいつも片付けが始まるんですけど
今回、私のじゃないからずっと手をつけなかったレコードが数枚入った袋をひっくり返したら・・・
ゴールデン・カップスが出てきた☆ 「あの叔母のだな~。手放す前に聴いてみるか」
レコードを立てかけておいたら、夜更けにレコード辺りからラップ音が鳴った。
心霊現象には興味ないけど、叔母がやってきたと感じた。
一人で聴くのもなんだから、DJをやっていた若い知人宅に持って行った。
わぁ~!赤いレコードだぁ♪ そういや昔々、親たちがリアルタイムで買ったビートルズのレコードも赤かった。
ファッションがいいね。凄く面白いし個性も豊かでいい。このファッションは何周かしてますね。
ミッキー吉野デブ過ぎ(笑)1960年代って肥満はまだ珍しかった時代ですよね?
このファッションにこのバックがたまらない。どこのお寺でしょうね?
見開きがあるからレコードデザインって好き♪
もう一枚は横浜ゼンでやったライブ盤。ジャケットを開くと縦長になる。
凄いカッコいいデザインだな~。当時の一番尖ってたデザイナーとかが手掛けたんだろうな~。
ロゴだって最高じゃん。かっけ~~~!!
内側を開くと出演者。 あっ!私・・・この中に写っている方で面識ある方おりました(^O^;)
横浜の大御所だらけだね。スゲ~~!!
いや、もう、その、音楽のカッコいいこと!なんスかこれ~~!!痺れる~☆
60年代だよコレ。 なにこの悪さ(笑) とんでもなく悪い連中だったんだろ~な~。
すげ~ロックかと思ったけどかなりソウルなんだね。一般向けに売りだした歌謡曲っぽい奴じゃないやつね。
当時あれだけ黒い感じを出せたのは、横浜カルチャーだからだと思う。とにかく凄い音でした。
ゆらゆら帝国好きだけど、その100倍よかった。コアな感じがあっても暗さが無いの。
すっごく人間が元気な感じがあって・・・というか清々しい元気さではなくて人間力の方。
「俺たちの音楽で世界を変えてやる!」的な勢いとかパワフルさを感じた。
人間がどこまで出来るかっていうのが、いろんな職業やシーンであったと思うんですよね。昭和ってね。
職人さんでもアーティストでも政治家でも。日本中のとび職人が集まって東京タワー作っちゃうしさ。
そんな元気な日本人の生きるパワーが伝わる音だった。
と同時に、これを追っかけてた私の叔母ってカッコよかったんだって思った。超お洒落な遊び人でした。
だから遊び人らしくとっととあの世に逝っちまいましたけどね。私もそういう人生憧れるな~。
地味に長生きするのもいいけど、パァーっと散るのもカッコいいよね。傍目にはね(^o^;)
こんなにカッコいいんなら、叔母が生きてるうちにいろいろ聞いときゃよかったよ・・・と思っても
でも当時の私には良さが分からなかったよな~。今になって分かる良さってのもあるもんね。
生きててみるもんだね。
ゴールデン・カップスのDVDがあるみたいだから買ってみよ~っと(^O^)/