何年も経った今の方が強烈に彼の美しさが体の中まで入ってくる。
性行為と同じで、年齢と共に響く場所が違うんだと思った。
この映像に出てくるダンサー、ジョルジュ・ドンの鍛え上げられた非の打ちどころのない肉体と
端正な顔立ちを見ていると、手が出せないくらい崇高な美とエロスを感じる。
存在がエロス・・・
しかしそれは何人も犯すことが出来ない
指さえ触れることが出来ない
遥か高い世界に君臨するエロスであって
そこらの魔性の女から滲み出るエロスなどではない。
数千人以上の男のハダカを見て気付いたことがある。
生き様が肉体に現れる。 心の鏡が体であり、体の鏡が心なんだと・・・
筋肉が落ち、ケツが垂れ下がり、腹が出て、およそ野性味を感じられない男のハダカばかり
見ていると、もはやどんなに欲求不満になっても男が欲しいなどと思わなくなる。
その中で、たまにハイソな男でえらくポジティブで、おまけに素晴らしく鍛え整えられた肉体を
持っている男とお手合わせさせていただくと、跪いてお仕えしたくなる。
でもそういう男に限って、一人の遊女になんか溺れないのである。だからカッコいい。
しかし、そんな男は相手にする客の1割もいない。9割は甘えと怠慢が肉体に現れている。
最近の男、顔や手足は普通でも腹が出ているのが多い。デブも多くなったしね。
高カロリーと過剰な飲酒の賜物だろう。
腹が出れば、丹田が定まらないはず・・・ということは、腹で物事を見極め決断するなんてことは
難しくなり、頭でっかちの理屈屋の逃げ腰野郎になるだろうに・・・
諦め、怠慢、驕り、図々しさ、ふてぶてしさ、そんな肉体でいることからの乖離と麻痺・・・
こんな感覚に絡めとられて、デブである現実を直視したくないんだろうね。
私も太ってくると上記の感覚が育ちます。
なんだろうね、やっぱり肉体は心の鏡なんだろうね。
年のせいとか言い始めたら、もう終わりだね。
そんなふてぶてしい男も女も要らない。大体腹が出てるのなんて大嫌い。
昔はデブでも人柄が良ければ~~♪なんて言ってたが、今はそんなこと微塵も思わない。
デブはテメ~のせいである。自己管理が出来ない代表作だわね。
美しいものだけ見て生きていきたい。
せめてプライベートな時間だけは・・・
Jorge Donnを見ていると心の底からそう思う。
外側に美を求めるだけではなく、自らが美になる。
この美意識も必要なものだと思います。
そんな私は、今日はビリーズブートキャンプ☆
明日の朝は、10kmを半分ジョギング&半分ウォーキング♪
老化してどんどん醜くなっていく自分が嫌いなの。
美しい肉体になりたい・・・