トラウマ治療をはじめてから、ブログを頻繁に更新する気がなくなってきました。
明らかにこのブログをはじめた時から、心のモードが変わってきたからでしょう。
でも、あまりに放っておくと、私が他者に書いたコメントからこちらに飛んでくださって
ご丁寧に過去記事に御批判くださる輩もいるわけで・・・・・(*´Д`)=з
仕事以外でアフォに付きまとわれるのは嫌なので、ボチボチ更新はしようと思いますが・・・
書くネタはあっても記事を書く行為までいたらない・・・
尻切れトンボのSMクラブ時代のお話、【ナザールボンジュウ】 書きはじめた頃には、
書きあがっていたのですが・・・キーボードを叩きたくない・・・ なんでだろう?
更新自体が面倒臭い時期なんだろうと思います。
そんな私はただいま夏風邪ひいて、稼ぎ時なのに寝込んでおります。
何年も前、アフリカで出逢った男の子に日本から連れてきた『池波正太郎』と『篠田節子』の小説を
何冊か渡したら、帰国後、うちに遊びに来てくれた時、お返しに『藤沢周平 』を何冊かくれました。
【蝉しぐれ】以外の短編集は、大変楽しく読みましたが、何年も【蝉しぐれ】だけ読んでいなかった。
・・・本が厚かったから・・・字が多いんだろうと・・・ただ、それだけのことでした・・・(^▽^;)
感想は、非常に純粋なものを感じた。
自然描写が懐かしさを運んできた。
学校唱歌や童謡から受けるのと同じような、私のDNAが知っている日本の原風景が、
直線と直角で構成された都市の風景ばかり見て生きている私の心に芽生えたような気がした。
藤沢周平の自然描写って好きだなぁ。私、やっぱり日本人だなぁと嬉しく思った。
小さい頃に感じた小さな淡い想いも思い出しちまった。
そんなバカみたいな想いには計算はなく、あまりにもピュアだから、魔力に近い威力があって
辛い時に立ち上がってきて慰めてくれたりする。脳みその引き出しの奥にしまってあったセピア色の
記憶まで引き出された。
私は文四郎みたいに、真面目に一生懸命青春をやらなかったなぁ・・・なんていう後悔まで(^o^;)
ボタンの掛け違いで、人生って随分変わるんだろうな・・・それは私もよく知っている。
熱で痛む頭を弄びながら、読み終わった時・・・甘酸っぱいものを感じた。
甘酸っぱくて、キュ~ンとした・・・そうそう、これが一番。語彙の少ない私にはぴったり。
何日か、いい感覚が心に残りました。
雨の中、ゴホゴホと咳をしながら、選挙に行きましたけど・・・
【蝉しぐれ】の中の里村家老や稲垣元中老を思い出した(笑)マツリゴトなんて今も昔も変わらんでしょう。
でもね、一票入れていいって言うんだから・・・入れさせていただきましたよv(^-^)v
ところで、映画で藤沢周平の【必死剣鳥刺し】っていうのやってますが、あの話はどの本に
入っているのでしょうか?
原作を読んでから観に行きたいのですが・・・知っている方いらしたら教えてくださいm(_ _)m
皆さんの好きな藤沢周平の作品もおしえてくださ~い☆