眠れない夜の遊戯 | アダルトチルドレン時々日記

アダルトチルドレン時々日記

機能不全の家族の中で育ち、その後遺症を人生上に色濃く残し、一般常識とまともな生活を知らず、悲観的なことを言いつつ能天気な性格でふらふら気ままに流転の人生を送っております。魂の病気と共存し狂気と正気を往ったり来たりする日常を徒然なるままに書き綴ります。




微かに音を立てるガスストーブの向こう側からサティが流れている

羊水のように生温かく 
時間を忘れてそこに浮いてしまう感覚に浸りたくて

目をつぶり安堵の波にたゆたう中で
突然突き放されるような冷たさに浸りたくて

酒の向こう側に 
いつでも手を伸ばしていいんだよといわんばかりに
強制的に眠らせる 
頭ごなしのDV男の説教の様な作用を持つ睡眠薬をおく

酒が血管を押し広げ 
突然流れ出した血液は溢れる業と絶望と希望と幻覚の様な夢を
一気に脳内に送りつけ
その情報の清き汚れに抵抗をする間もなく汚染された脳みそは
小刻みに震えているのか凍りついているのか分からなくなってしまい

その後ろからあざ笑うかのように続けられるサティのピアノの音が
たった今剥がされてしまったような
ぬるい熱を帯びた血液で湿り気を帯びた皮膚のごとく
重すぎる脳を支えているだけで他に何もする気力もない私を抱くのです

自らを消していく儀式めいた遊びは
いとも簡単に降り注ぐ宇宙からの粒子のごとく身の回りに浮遊する
どれを選ぶかは気分次第

自分をいたわる小さな葛藤がテフロン加工の鍋の底から
沸騰に近づくにつれプチプチと生まれては上昇し消えていく無数の泡のように
体内に芽生えては消えていく

私は自分を大切にします
そんな誓いを虚空に放っては海底にできた亀裂に吸い込まれていく魚のように
誓いが海底に沈むのを目玉の裏側のほんの数センチ後ろ位で見ている

言葉が虚しいのではございません
私の心が虚しいのでございます
何故かなんて追及しないのでございます

一つの別れを決断したからか
サティのピアノの曲調が変わったからなのか
私は一切考えません

考えないようにするのです
だってまだサティが流れているので

私が羽織っているたった今剥がされてしまったような
ぬるい熱を帯びた血なまぐさい湿り気を帯びた皮膚のようなガウンのような
闇の粒子はいつになったら粒子だと思い出して細かくなって消えていくのか
分かりません

分からないのです
だってまだサティが流れているので




☆今までダンスの舞台に向けて自虐プレイのごとく練習をしていたのですが
やっと本番が終わり、気付いたらPMS(月経前困難症)の真っただ中
おまけに前々から嫌な感覚で心の隅に引っ掛かっていた男とのご縁を清算して
嘘八百並べて猫撫で声で仕事して、金を握りしめて帰宅して・・・・・
久しぶりに更新したと思ったらキチガイ炸裂な文章で・・・・・私は大満足です(笑)

やっと心と時間の余裕が出てきましたので、また更新をしていこうと思います。
日にちが経ってもやはりキチガイなままでしたが、また遊んでくださいm(_ _)m


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