●擬似的なものでいいから、必要とされる事を確認したい。
これはしっくりいく仮説です。
子供の頃からの母の家出、父の暴力、度々出る離婚話、暴力が恐くて家を逃げ出し祖父母と暮らした弟。
私は親の間に立って、体を張って夫婦喧嘩を止めていた。私が道化を装うことによって、夫婦喧嘩にまで
いたらない事があったので、命をかけて道化師をやっていた。
別居の後、正式に離婚したのは私が高校に入ってから。 離婚届を父に持っていったのは私だった。
中身を確認して、静かに印鑑を押して何食わぬ顔で私に手渡した父の上半身から漂った
虚脱したオーラが・・・初めて、これが離婚届だと私に認識させた。
私は母からただ 「これ、パパに渡して」 と言われただけだった。
これは、父を悲しませる罪に加担した罪人であると自分自身に罰を与える要素になった。
そして、私は・・・生存理由を失った・・・・・ 私がやってきたことは終わった。
もう道化師をやる必要もなければ、弟を心配させないように明るく振舞う必要もない・・・
これが現在書いている【記憶】のベースになる。
「自分の存在を消したい。 クスリでとことん自分を痛めつけてから、いなくなりたい」
アル中になり、男をとっかえひっかえ連れ込み交尾に明け暮れる母親。
たまにその男の一部が私に手を出そうとしてくる。
この頃の私はすでに売春で金を作っていたから、母親あたりに手を出してくる男なんて屁でもなかった。
清楚でお堅い人だった母・・・人の心には何が住んでいるか判りません。
何度も、いろんなところから夜になると電話で呼び出される。 「お母さんが酔っ払って倒れちゃって・・・」
嘔吐物にまみれて這いずっている母親を引きずり出し、玄関先で土下座してお詫びを言い、
母を担いで帰る私16歳。 悲しかったですね。
私の背中で好きだ嫌いだ言ってるんですね。 父の事なのか新しい男なのか判らなかったが。
風呂に連れて行って、ゲロまみれの服脱がして体拭いて…「あ~あ~こんなに呑んじゃってね~」とか
言いながらやるんですけど、泥酔しながら悪態つくんですよね。
私は父に似ているので、私を見てると思い出して腹が立つから目の前から消えろと、随分言われ続け
20歳過ぎて戸籍抜いて出て来ましたが(笑)
私がいなくなって父を思い出さなくなって幸せになれるんならソレデヨシ。
私は地球に抱かれて、宇宙に守られてると信じていたので割と平気なんです。人に恵まれてましたし。
母の妹たちは、母以外全員トッポイんですが、一番下の最高にトッポイ叔母が
「親の前に一人の男であり、女である」って言ったんですが、子供にとっては一人の男や女である前に
親なんですよ。 自分が親から巣立って、嫁にいったりした時に自発的に理解出来る感覚なのでは
ないかと思ったりしたのですが、とにかく、親の前に男と女だって頑張って認識した記憶があります。
このあたりで完全に結婚にも出産にも興味を示さなくなりました。
他者と共にいることが幸せの向こうに壮絶な別離があるという恐怖になったのも、この時期あたりから
だと思います。 私は誰かと付き合うとこれがフラッシュバックしてきて、居ても立ってもいられなくなる。
だから自分から関係性を壊してしまいます。 他者と継続して幸せをやることが恐いのです。
離婚というのがそれだけ辛いことなのか・・・でも一緒にいる事も辛かったのか・・・
自分の事ではないのですが、親の事なのですが、こういう手本で育っているので、どうにもこの壁が
高くて、未だに越せていない。 彼氏が出来ても「この人は今に父のように出て行くんだな」と思い始める。
面倒臭い人ですね、私は(爆)
子供としてやれることは、受験に勝つ、働きながら通うのは目に見えていたが、推薦で短大もしくは
大学に入ってやる、モデルの仕事をしていると親は嬉しそうなのでモデルの仕事をする。
・・・こんなことしか出来なかった。
どんどん崩れていく母、私は何も出来ないと、誰からも必要とされないとすり込みが完了していく自分。
アレ・・・脱線しちゃった(笑) 独り言なのでご勘弁くださいm(_ _)m
私のACに至った経緯になってますね・・・
・・・じゃあ、アダルトチルドレン考『自己分析編』ということで・・・(^_^;)
今日はここまで。 締めは明日。 長い独り言ですが・・・明日で終わりにします。
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