記憶3 ドラッグ | アダルトチルドレン時々日記

アダルトチルドレン時々日記

機能不全の家族の中で育ち、その後遺症を人生上に色濃く残し、一般常識とまともな生活を知らず、悲観的なことを言いつつ能天気な性格でふらふら気ままに流転の人生を送っております。魂の病気と共存し狂気と正気を往ったり来たりする日常を徒然なるままに書き綴ります。



  

私は何も驚かなかった。私のバックの中には、少量のマ〇ファナとハ〇シとパ〇プがあった。

中毒ではなかったが、すでに〇せい剤も覚えていた。


アイツは卓上で使う鏡をきれいに拭き、剃刀を持ってきた。 袋から出したコ〇インを鏡に置き、

剃刀で丁寧に叩いてダマを崩す。 きれいに細かくしたらラインをひいた。 

お札をまるめて細いパイプを作り、鼻から吸う。

2人分ひいてくれたのかと思ったら1人で全部吸った。 すごい量を吸引した。

「お前もやるか?」 そう言われ、私は好きなだけやっていいかと聞いた。 

「いくらでもある。やりたいだけやれ」

そう言われて、私は鏡一杯に、インドのサンスクリット語のオーム(オーム真理教の文字)をコ〇インで

書いてやり、ほとんどを一人でくらってやった。 

アイツは目を丸くしていた。 どれだけの量をやるのかと・・・ 「お前は・・・よほど好きなんだな・・・」



コ〇インをはじめて吸った。 どうなるかなんて心配していなかった。 自分の命なんて軽かった。

だからどうにでもなれと・・・ヤクザが驚く量を喰らってやっただけだ。



その夜、アイツと交尾をした。 ラリッてヤリたくなったわけじゃない。 

コ〇インのお礼と、この家に置いてもらうための最低限の義務を果たしただけだ。 

気持ち良くもなければ濡れもしなかった。 お勤めが終わり、アイツは寝た。 

私はアイツの温もりの不快感と、コ〇インが相当効いてしまい、覚醒して気道が狭くなり、

呼吸が苦しくて眠れなかった。 アイツが起きるまでの朝までの時間の長かったことといったらなかった。


今なら出ていけば出ていける。 しかし、帰るところがない。 

逃げ出してきた実家に戻れば、離婚後、酒に溺れアル中になった母親から、

「お前を見ると別れた亭主を思い出すんだよ!出ていけ!!」 と言われるのがオチだった。

親の離婚を機に一緒に住んだ弟もいたが、私に何かクスリはないかとせびりに来るくせに

「お前がいると俺まで警察に目をつけられる」 と言うんだから、帰れるはずもない。

一人暮らしするにも保証人がいない。にっちもさっちもいかない状況とはこういうことだ。


だから時間が溶けていくのを待つだけだったのだ。

アイツの寝息の不快感、好きでもない男といることがどれほど苦痛か・・・

若い頃の私はこの苦痛をどうやって紛らわせるかの術を知らなかった。

時間が溶ける前に・・・私が溶けてしまいたかった・・・・・




これが・・・・・日常化していった・・・・・・・・・・・・・・・・・きっと・・・・20歳前後の頃の話・・・・・・・・・・・





※このような内容なので・・・ペタとかしなくていいですから・・・いただいた方のところには、ご訪問させて

いただきペタをいたしますが、この話を書いている間は、こんな人から訪問されても嫌でしょうから、

私からは極力控えさせていただきます。 しばらく書きたかった過去をぶちまけさせて下さい。

普通の風俗嬢の戯言に戻ったら、また宜しくお願い致します。


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