★リアル桃太郎★其の92[桃太郎軍団、睡眠中] | 〇タマゴ公園〇●リアル桃太郎●

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思春期、わけありの少年少女のお話です。

●リアル桃太郎●
オリジナルファンタジーRPG(?)
桃太郎を現代風にアレンジ★

簡単に布団をしきながら、おっちゃんはソファーの方を見た

「ルイはそのまんまでいいな?ほら」

おっちゃんは、ルイに薄いタオルケットを渡した

「サンキュ」

「中山さんは、雑魚寝出来る?」

ヒロは、ミズホに気を使った

「あ、私は…寝ないから」

ミズホは、両手を振った

「寝ないのか?」

「はい…まだ、自分の意思で眠るのは…怖いんです」

ミズホは、無理して笑ってみせた

「…そうか。じゃあ、何か飲みながら話し相手を頼むかな」

おっちゃんは、キッチンの椅子に座った

「はい」

ミズホも、おっちゃんと向かい合うように席についた

「もう眠ってますね」

ミズホは、目を細めた

「こいつら、ほかの奴と一緒だと絶対眠らないんだよ」

おっちゃんは、牛乳を温めはじめた

「そうなんですか?…ちょっと信じられないかも…」

ミズホは、何の警戒もせずに眠っている4人を改めて見た

「ジュンはな」

温めた牛乳をテーブルに置きながら、おっちゃんは少し声を小さくして話し出した

「床には寝ないんだよ、必ず座ったまま寝るんだ。おもしろいよな」

おっちゃんは、ジュンを見て優しい笑顔をした

「必ず、横にはああやってルイが座るんだよな」