※本作品はあくまでホームページ制作に関したフィクションであり、文中のエピソード・セリフその他は、ほぼ全てが作者の創作です。尚、Wikipediaその他の資料を大いに参考にさせて頂いております、ペコリ。

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●江戸時代の怪物機尋は、背骨が異様なほどクニャクニャと曲がっていた…らしい。<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E5%B0%8B ">→注</a>

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機尋さん、197歳。
いままさに、苦痛に顔を歪めておるのです。
「う~ん…こまった。腰痛バンドがない!湾曲しまくった背のせいで、椎間板ヘルニアだー!」
「もっともだ!これはゆゆしき事態だ!」
横で同意するのは、父の機尋シニアです。
そう、昔から伝説の怪物というのは、おもいの他背骨と背骨の間の軟骨がヤワなのです。

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一気に緊迫する場の空気。ついに機尋シニアが言いました。
「息子よ、ホームページ制作をやれ!江戸時代に、腰痛バンドはない。…そう、いまやタウンページより大きな媒体であるインターネットで、自己の窮状を強烈にアッピールするのだ!」
「うーむ、なるほど。ホームページ制作!それはいいかもしれません!」
機尋も声をうわずらせます。藁にもすがる思いの、「蛇身」でした。

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さっそくホームページビルダーと『ホームページ制作1週間!』系の本を買いこみ、機を織るのもそっちのけで必死にとりくむも、なかなか作業はすすみません。まずタイトル文作成の時点で、けつまづいてしまう機尋なのです。
“初めまして、機尋です。腰痛バンドに難儀しております。江戸時代に腰痛バンドはありません。腰痛バンドをお持ちの方、ご連絡お待ち致します。”

「う~ん…ちょっとカタいかな…。」
一応書いてはみたものの、そこはかとなく不安になり考え込む機尋。そう、昔から伝説の怪物といえど、腰がずきん!とくれば弱気にもなるのです。

“こんにちは、機尋だよ。べつにヤンキーすわりしすぎたワケじゃないよ。腰痛バンドを持ってきてくれないか?腰おさえて泣いてると、人間どもになめられるのさ!”

「くだけすぎだ。どうもうまくいかん…。」
↓機尋:独白
う~ん…マトモに自分でホームページ制作するのは、どうやらムリのようだ。なんかもうやりたくない…かったるい。あきらめるなら早いほうがいい。ムダな努力は、少ないほうがベターだから。

線香花火よりかんたんに挫折してしまう、「蛇身」でした。

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「あ、ども…機尋ともうします。格安でホームページ制作をお願いしたいのですが…。」

「はい、ありがとうございます!うづき屋です。
では機尋様、いったいどのようなご業種でいらっしゃいますか?」

「えー、ひとことでいうと、『今昔百鬼拾遺』の異形キャラです。んで、腰の痛みを緩和する為腰痛バンドを手にいれたいのです。」

「『今昔百鬼拾遺』の異形キャラですか、なるほど…。ではご自身、いま一番アピールしたいポイントなど、まとめてらっしゃったらお聞かせ願えますか?」

「はい…いいですか?“こんにちは、機尋だよ。べつにヤンキーすわりしすぎたワケじゃないよ~”ってかんじです。どうですかね?」
不安げに評価を待つ機尋。

「う~ん…まずお聞きしますが、腰痛バンドを集める為には、どういった単語による検索で、上位にランクされるのが理想的ですか?
自分の希望を、どういった人達に、どのように訴えたいですか?
はい、じゃあまずどのような業種の人達に?」

「う~ん…やっぱし、鉄骨専門の移送屋バイト君かな?やたら重いモン運ぶから腰を痛め、腰痛バンドが必需品だろう?」

「はい、するとまず“鉄骨専門の移送屋バイト君”“腰痛バンド”この2語が不可欠ですね。そして提供してくれる移送屋バイト君の奮闘エリアは、どのへんで区切ります?」

「へ?エリア?」

「つまりですね、あんまり遠くで目ぇ血ばしらしてる移送屋バイト君じゃ訴求しても意味がないので、実際のところ。えーまず、足立区ですね?あとは荒川区とか、あのへんまでエリアを広げますか?大田区とか、あっちはちょっと遠いですよね、やっぱり?」

「う~ん…そうだな、まぁ…それでお願いします。」

「はい。そうしますと、だいたいのタイトル文と紹介文は…たとえばこんな感じになります。」

タイトル文
足立区界隈で、休むヒマなくで鉄骨担いでるしてる移送屋バイト君へ:機尋が腰痛バンドを所望です。”

紹介文
“至急駆けつけ、腰痛バンドを提供してくれませんか?元々布切れなので、とりあえず身元はたしかです。サクロメッシュDXがベスト!荒川区で背骨キシませてる貴方も、ぜひご協力ください!”

「まぁちょっとくどいですけど、必要なファクターはこれにてOKだとおもわれます。タイトル文と紹介文のなかにキーワードを散りばめつつ、けっして文意は損なわず、コレが大事です。あとは実際のホームページ中にも上記の単語をバランスよく散らし、とりえあず格安に4ページのモノをつくりましょう。」

「えー、4ページというと?」

「はい。まずTOPまたはHOME、ご挨拶ですね。それから怪物としての自己紹介・経歴…まぁプロフィールです、これで2ページ。」

「フムフム、かたちになってきましたね…。」

「つぎに御礼概要…つまりどのようなお礼を、腰痛バンドを提供してくれた引越し屋バイト君に与えうるのか?あ、コース分けはどうです?
たとえば『もっと身体にやさしい業務のバイト先ご紹介コース』、または『危険手当て支給を、班長さんにかけあったげるコース』とか?あとはご連絡先、つまりお問合せ用のメールアドレスです。できれば固定電話の番号も、キチンと全ページ公開しましょう。ニッコリわらった本人の顔写真などあれば、やはり効果大ですよ。」

「オオッ!なんとかホームページの呈をなしますね!」

「はい!くわえて、現在の窮状をご自身が更新する日記ブログを追加すれば、読む人の親近感はさらにアップ!
~機尋の最新ジェラシー日記 “最終的には、蛇の姿と化して夫の行方を探しに行くっす!”
というのはどうでしょう!」

「うーむ…さっそく制作しましょう!」

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こうしてホームページ制作にふみきった機尋。おどろくなかれ、1週間もすると手元に腰痛バンドがわんさかさ。今日も元気に椎間板ヘルニアの痛みに耐えつつ、モニターのぞいては検索エンジン&アクセス解析を交互にチェックし、ほくそえむのです。

さぁ皆さんもホームページを格安で制作して、事業をガンガン宣伝いたしましょう。うづき屋は、いつでもお手伝いをいたします。

めでたしめでたし。

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※あえて歴史上の人物をネタにしてみました。実際に 現存する業種 を具体的に書き込むと、さしさわりがあるモノで(笑)。文中のキーワードを、ご自身の商売に必要なアピール要素に置き換え原稿を作り…どうぞうづき屋にホームページ制作を、ご依頼下さいませ(笑)
※case-by-case:原則にとらわれず、一件ごとの事情に応じ、問題を処理すること。


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