※本作品はあくまでホームページ制作に関したフィクションであり、文中のエピソード・セリフその他は、ほぼ全てが作者の創作です。尚、Wikjavascript:void(0);ipediaその他の資料を大いに参考にさせて頂いております、ペコリ。
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●中世日本の怪物囲碁の精に話しかけられた清水昨庵は、囲碁名人になった…らしい。<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%B2%E7%A2%81%E3%81%AE%E7%B2%BE ">→注</a>
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囲碁の精さん、623歳。
いままさに、アタマをかかえておるのです。
「う~ん…こまった。イヤーマフがない!感謝の嬌声で、難聴になりかねんー!」
「もっともだ!これはゆゆしき事態だ!」
横で同意するのは、父の囲碁の精シニアです。
そう、昔から伝説の怪物というのは、おもいの他鼓膜がヤワなのです。
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一気に緊迫する場の空気。ついに囲碁の精シニアが言いました。
「息子よ、ホームページ制作をやれ!中世日本には、PELTORはない。…そう、いまやタウンページより大きな媒体であるインターネットで、自己の窮状を強烈にアッピールするのだ!」
「うーむ、なるほど。ホームページ制作か!それはいいかもしれません!」
囲碁の精も声をうわずらせます。藁にもすがる思いの、「碁石の化身」でした。
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さっそくホームページビルダーと『ホームページ制作1週間!』系の本を買いこみ、碁石をチャラチャラいわすのもそっちのけで必死にとりくむも、なかなか作業はすすみません。まずタイトル文作成の時点で、けつまづいてしまう囲碁の精なのです。
“初めまして、囲碁の精です。イヤーマフに難儀しております。中世日本にPELTORはありません。イヤーマフをお持ちの方、ご連絡お待ち致します。”
「う~ん…ちょっとカタいかな…。」
一応書いてはみたものの、そこはかとなく不安になり考え込む囲碁の精。そう、昔から伝説の怪物といえど、耳がキンキンすれば弱気にもなるのです。
“こんにちは、囲碁の精だよ。べつに外耳炎じゃないよ。イヤーマフを持ってきてくれないか?耳を押さえてちっちゃくなってると、人間どもになめられるのさ!”
「くだけすぎだ。どうもうまくいかん…。」
↓囲碁の精:独白
う~ん…マトモに自分でホームページ制作するのは、どうやらムリのようだ。なんかもうやりたくない…かったるい。あきらめるなら早いほうがいい。ムダな努力は、少ないほうがベターだから。
線香花火よりかんたんに挫折してしまう、「碁石の化身」でした。
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「あ、ども…囲碁の精ともうします。格安でホームページ制作をお願いしたいのですが…。」
「はい、ありがとうございます!うづき屋です。
では囲碁の精様、いったいどのようなご業種でいらっしゃいますか?」
「えー、ひとことでいうと、『霊界の本因坊』です。んで、鼓膜を守る為イヤーマフを手にいれたいのです。」
「『霊界の本因坊』ですか、なるほど…。ではご自身、いま一番アピールしたいポイントなど、まとめてらっしゃったらお聞かせ願えますか?」
「はい…いいですか?“こんにちは、囲碁の精だよ。べつに外耳炎じゃないよ~”ってかんじです。どうですかね?」
不安げに評価を待つ囲碁の精。
「う~ん…まずお聞きしますが、イヤーマフを集める為には、どういった単語による検索で、上位にランクされるのが理想的ですか?
自分の希望を、どういった人達に、どのように訴えたいですか?
はい、じゃあまずどのような業種の人達に?」
「う~ん…やっぱし、就職したての西武池袋線運転手かな?埼玉から乗ってくる人達の喧騒に耳が慣れるまで、イヤーマフは必需品だろう?」
「はい、するとまず“就職したての西武池袋線運転手”“イヤーマフ”この2語が不可欠ですね。そして提供してくれる西武池袋線運転手の奮闘エリアは、どのへんで区切ります?」
「へ?エリア?」
「つまりですね、あんまり遠くでお仕事してる西武池袋線運転手じゃ訴求しても意味がないので、実際のところ。えーまず、椎名町駅ですね?あとは新桜台駅とか、あのへんまでエリアを広げますか?所沢駅とか、あっちはちょっと遠いですよね、やっぱり?」
「う~ん…そうだな、まぁ…それでお願いします。」
「はい。そうしますと、だいたいのタイトル文と紹介文は…たとえばこんな感じになります。」
タイトル文
“椎名町駅で、爆音に耐えつつ仕事にいそしむ、就職したての西武池袋線運転手さんへ:囲碁の精がイヤーマフを所望です。”
紹介文
“至急駆けつけ、イヤーマフを提供してくれませんか?『爛柯堂棋話』に載ってるので、とりあえず身元はたしかです。H540A (NRR30dB)で十分!新桜台駅で、朦朧としつつも頑張ってる貴方も、ぜひご協力ください!”
「まぁちょっとくどいですけど、必要なファクターはこれにてOKだとおもわれます。タイトル文と紹介文のなかにキーワードを散りばめつつも、けっして文意は損なわず、コレが大事です。あとは実際のホームページ中にも上記の単語をバランスよく散らし、とりえあず格安に4ページのモノをつくりましょう。」
「えー、4ページというと?」
「はい。まずTOPまたはHOME、ご挨拶ですね。それから怪物としての自己紹介・経歴…まぁプロフィールです、これで2ページ。」
「フムフム、かたちになってきましたね…。」
「つぎに御礼概要…つまりどのようなお礼を、イヤーマフを提供してくれた西武池袋線運転手に与えうるのか?あ、コース分けはどうです?
たとえば『もっと運行音の抑制が効いてる新潟県白新線へのコンバート、斡旋コース』、または『転職時のご人脈、秘密厳守で斡旋コース』とか?あとはご連絡先、つまりお問合せ用のメールアドレスです。できれば固定電話の番号も、キチンと全ページ公開しましょう。ニッコリわらった本人の顔写真などあれば、やはり効果大ですよ。」
「オオッ!なんとかホームページの呈をなしますね!」
「はい!くわえて、現在の窮状をご自身が更新する日記ブログを追加すれば、読む人の親近感はさらにアップ!
~囲碁の精の最新遠征日記 “新潟の岩船郡にも現れたっす!”
というのはどうでしょう!」
「うーむ…さっそく制作しましょう!」
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こうしてホームページ制作にふみきった囲碁の精。おどろくなかれ、1週間もすると手元にイヤーマフがわんさかさ。今日も元気に人間に囲碁のコーチつつ、モニターのぞいては検索エンジン&アクセス解析を交互にチェックし、ほくそえむのです。
さぁ皆さんもホームページを格安で制作して、事業をガンガン宣伝いたしましょう。うづき屋は、いつでもお手伝いをいたします。
めでたしめでたし。
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※あえて歴史上の人物をネタにしてみました。実際に 現存する業種 を具体的に書き込むと、さしさわりがあるモノで(笑)。文中のキーワードを、ご自身の商売に必要なアピール要素に置き換え原稿を作り…どうぞうづき屋にホームページ制作を、ご依頼下さいませ(笑)
※case-by-case:原則にとらわれず、一件ごとの事情に応じ、問題を処理すること。
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