今年もあと8日となりました(☆。☆)
2017年、平成29年とり年、
皆さんはどんな一年でしたか〜〜〜?
京都の"とり"と言えば〜〜〜〜〜
京都市東山区にある 即成院(そくじょういん)
の屋根に止まる''とり" 鳳凰は、
宇治の平等院の方向を向いています。
即成院は、992年、比叡山の恵心僧都が
伏見に建立した光明院にはじまります。
その後、平等院を建立した藤原頼通の子・
橘俊綱が平等院に近い伏見に山荘を造り、
光明院の阿弥陀堂を移設し、
阿弥陀如来坐像と二十五菩薩坐像を安置しました。
その伏見山荘には素晴らしい庭園が造られたようです。
橘俊綱は日本で一番古い庭園書「作庭記」を
書いた人物とされています。
移転などをして、明治35年この地に移り、
現在は真言宗の寺院で、泉涌寺の塔頭です。
即成院は、泉涌寺の総門手前にあり、
通り過ぎてしまいそうになるのでご注意くださいね。
本尊は平等院と同じく、阿弥陀如来です。
本堂には重要文化財・阿弥陀如来坐像と、
同じく重要文化財・二十五菩薩坐像が安置されています。
二十五体の菩薩坐像は、
平等院の雲中供養菩薩像のように楽器を
持たれていますが、こちらは等身大の仏像で、
今にも動き出しそうな、かなり迫力あるお姿です。
このお姿は"仏さまのオーケストラ"と呼ばれ、
音楽家の方々の参拝も多いようです。
阿弥陀如来さまや二十五体の菩薩さまも
素晴らしいのですが、
屋根の鳳凰が平等院の方向に向いていることが
父・藤原頼通への、子・橘俊綱の思いや繋がりが
今の時代でも受け継がれているような〜〜〜
そんな京都の"とり"もじっくりご覧ください。
また、即成院は、
平家物語にも登場する、武将・那須与一が
こちらの阿弥陀如来さまを信仰したことで、
屋島の戦いでの活躍があったとされ、
ゆかりの寺として、石造り3㍍の供養塔があります。
弓の名手である那須与一にちなみ、
「願いが的へ」お守りや絵馬、願い扇などがあります。
そして、即成院は現在、真言宗の寺院です。
境内には空海と、
空海を高野山に導いた狩場明神"二匹のいぬ"の
石像がお祀りされています。
"阿吽のいぬ''になっています。
いぬ年生まれの方の守り本尊は、阿弥陀如来さまですので、
即成院ぜひお参りください♪
2018年、平成30年いぬ年、
どんな一年になるでしょうか〜〜〜
皆さんはどんな一年にしたいですか〜(*^◯^*)
即成院にて〜とりからいぬへ〜
今年出来なかったことを、
来年はやりたいな〜〜〜やらないとな〜〜〜
やります!!と思う・・・
うずまさでありました(#^.^#)