私は、いまから5年前に最寄駅近くに借りていたマンションを引き払い、現在暮らしている実家に戻ってきました。

その頃から1つ気になっていた事があります。

向かいに住んでいる「吉田のおばあちゃん」の事です。

吉田のおばああちゃんは早朝夕必ず玄関の格子戸を開け、外に向かって大声で怒鳴り散らします。

「お前らmjgkxtfkvjkgんbj...」

喜怒哀楽で分類すると完全に「怒」です。ただ、何を言っているか全く聞き取れません。

以前、母に

「向かいの吉田さん、何かご近所トラブルでもあったの?」

と聞いてみると母は

「特に何かあったわけじゃないけど.. 旦那さんがなくなってからひとり暮らしが長いからやっぱり寂しいんじゃない」

と...分かるような分からない様な答えが返ってきました。

旦那さんが亡くなられて大体15年位経つそうですが、ご近所付き合いはあまりない様です。

ただし、平日は老人コミュニティセンターの車が迎えにきて、夕方帰宅するような生活をされている様子なので、全く社会から孤立しているわけではない様ですが。

今朝も....私が2階の部屋でくつろいでいるとまた聞こえてきました。

「お前らmjgkxtfkvjkgんbj...」

5年も聞かされているといい加減なれた...と言いたいとこですが、最近、気になることがあるんです。

それは、日に日に声の力が衰えだしているということ。

聞くところによると、そろそろ米寿を迎えられる年齢だとか...。

過去、「吉田のおばあちゃん」とはまったく会話を交わしたことすらありませんが、

毎朝夕聞こえてくると.....やっぱり気になります。