前回記事はこちら。

 

今回紹介する書籍は原色図鑑 世界のクワガタムシ・カブトムシです。

 

著者・吉田賢治

発行所・成美堂出版

発行・2006年6月10日

 

 

表紙はラコダール・パラワンヒラタ・マンディブラリス・ヘラクレスの生体写真。裏面はエラフスホソアカクワガタの生体写真があります。

 

著者の吉田賢治氏については詳しい説明は省きますが、1980年代から2000年代頃までのカブクワ業界を最前列で支えてきた方です。様々なカブクワ関連書籍を世に送り出していました。この『原色図鑑世界のクワガタムシ・カブトムシ』もその一つです。

この書籍が出版されたのは丁度ムシキングブーム真っただ中の2006年夏。購入場所は地元の書店でした。それまでなんとなくクワガタやカブトムシを好きだった私に数多くの衝撃を与え、その後の人生を大きく狂わせることとなりました。特に飼育や標本の存在をはっきりと認知したのがこの書籍だったように思います。

 

表紙と裏表紙。

こちらは昨年オークションサイトで入手したもの。

かつて持っていたものは早々に表紙がなくなり、何度も読み返してボロボロになってしまい、挙句コピー用紙を表紙の代わりに巻くという何とも言えない扱いでした…

 

 

クワガタの生態図鑑と飼育アドバイス。

特定の種にハマった際はその種のページをひたすら読み返していました。

 

原色図鑑。

リノケロスのガルーダタイプ・バロンタイプはこの書籍で知りました。

 

国産マルバネクワガタ。

ちなみにこの時(少なくともこの書籍を購入した当時)はマルバネにそこまで興味を持っていませんでした。どちらかといえばオオクワやノコギリの方が好きでした。

 

カブト図鑑。

ちなみにかつて所持していたものは、このヘラクレスリッキーの♂2頭とも♀と表記されていました。

 

極太ヘラクレスと各亜種の側面。

このオキシデンタリスの頭角に衝撃を受けました。

 

個体変異の紹介。

ここでアラガールのスーパー大歯の存在を知りました。違いは分かりませんでしたが…

 

採集方法紹介。

吉田賢治氏の採集の様子を収めた写真はなんか惹かれるんですよね。

若干色あせているところが逆にいい味を出しています。

 

飼育方法などの紹介。

材飼育のパプキンの画像がなぜか一番印象に残っています。

 

標本作成。

ここで標本という存在を知りました。

当時は毒ビンとは? データとは?などと色々ちんぷんかんぷんでした。

 

 

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記事を書くために読み返してみると当時の思い出が次々とよみがえってきました。

全てが懐かしく、とても良い思い出です。