ベースでコードを弾く | 音楽見聞録

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ベースでもたま~にコードを演奏することがあるのですが、そこで考えてしまうのが、どの音を使えば効果的な響きになるのか、ということです。

あくまでもベースで、での話ですが、まず、ルートはいわずもがなでしょうか。(ただ、これも他の楽器が強調していれば敢えて弾かないという選択肢もあるのかもしれません、、、)

となると次は3度、7度の順か。
特に3度は短3度と長3度で基本的な調性の根っこが生まれるキャラ決定因子として重要な音です。

加えて7度も長・短・減で組み合わせて響きに貢献。

5度は確かに厚みは出ますが響きとしてはあまりどうかな?という印象です、、、

その他、2度(9度)、4度(11度)、6度(13度)などのテンション系は更にどうなんでしょう。
自分のポジションの取り方が悪いのか、とにかくここいらの音は
コードに含めると綺麗に響いたためしが無いです。

更に問題なのはベースの場合、使うポジションが多くなって音が近接してくると全体が一気に濁ってしまうことです。(出ている倍音が多すぎるのが原因なのかも。)

また、ベースでは、弦の太さやフレット間の長さなどからギターのように無理なストレッチはほぼ出来ません。(自分は!)

先述のとおりベースって割と倍音が出ている楽器なので、逆に言えば2音だけ弾いても意外と和音の厚みが出ます。

使用音の優先順位、ポジショニングのしやすさ、音濁りの回避などから考えると結局は近接しない音間を離したルートと3度がまず無難なのかな、、などと考えます。、、、うわ~なんだか結局のところ底が浅い!

 

コードという概念に縛られ過ぎも良くないと思いますが、自分の場合、一発の色付けみたいな利用しかできないのでなるべく簡単でかつ効果的なものを、と考えてしまう次第です。

でも、使いすぎると野暮ったいですよね。やれやれ。

 

上手いプレイヤーは難しいポジションニングでこなすんでしょうねえ、、羨ましい。