Shipbuilding by Elvis Costello
1983年のアルバム「Punch The Clock」に収録
そもそもこの曲はエルヴィス・コステロ(Elvis Costello)とプロデューサーのクライヴ・ランガー(Clive Langer)の作品なのですが、ロバート・ワイアット(Robert Wyatt)が1982年に録音し発表したVersionがあまりに素晴らしく、一般(?)にはそちらが有名になってしまったという作品です。
ワイアットのVersionは確かに素晴らしいです。
ピアノとウッドベースの静謐な世界の中で、あの声で歌われると格別です。
しかしながら、このコステロのVersionも好いです。
ワイアットVersionではピアノによる間奏がこちらではトランペットです。しかも吹いているのはチェット・ベイカー(Chet Baker)なのです。間奏と後奏で煽情的でありながら乾いた音色のトランペットを聴くことができます。
いやーやっぱり歌詞もサウンドも良い曲です。
名曲ですね。