こんにちは。

 

今日はわたしの実体験から、引き寄せが起きる時ってこんな状態になってるよ、ということと、執着の手放し方のお話をしたいと思います。

 

 

今わたしは都内某所のオフィスでこのブログを書いています。

 

オフィスは大都市エリアにあって、最寄駅から徒歩1〜2分、コンビニも飲食店もたくさんあって便利な場所です。

スペースは広くはありませんが3〜4人は入れる広さ。

わたしにとって立地も広さもベストです。

 

このオフィス、わたし個人のものではなく、クライアントさんの会社の営業所として借りているものです。

そこを週に1〜2日わたしが使っています。

 

 

実は、わたしは個人的に、週1〜2日程度どうしてもこのエリアに場を持ちたい事情がありまして、

使用する曜日や時間帯が決まっていなくてプライバシーも必要とするため、時間貸しスペースやシェアオフィスではダメなのです。

 

小ぶりの賃貸オフィスを探しましたが、都心ですから、小さな部屋だとしても毎月結構なお家賃がかかってしまう。

毎日使うわけでもないのに大きな固定費は厳しいなー、けど、どうしてもこのエリアに場が欲しい。。。 

とぐるぐる考えていたのです。

しかし、自分で借りる以外にどうやって手に入れるかという方法は全く思いつかず、

ただ毎日毎日、あったらいいな、どこかにないかな、と思っていたわけです。

 

そんなことを思い続けて半年も経つと、オフィスを持つという願望が薄らいできました。

というのも、別の手段でまあなんとなくやりたかったことはやれてるという状況ができ初めていたので、以前と比べたらかなりふわっとした心持ちになっていました。

 

もはや執着はなく、「あってもいいしなくてもいいか」と結果を手放せている感じです。

 

 

そうしたら手に入りました。

ベストな場所にベストなオフィスが。あっさりと。

それはまったく思いもしなかったところからポーンと飛んできた感じで、

結果を手放せた頃からだいたい2〜3ヶ月の間に願望が叶いました。

 

 

「執着を手放せている」状態になって、初めて引き寄せの法則は回り出すのだと思います。

 

 

これは新しいアイデアでもなんでもなく、あらゆる引き寄せ本で言い古されていることですが、真理です。

しかし、どうやったら執着が手放せるか、ということが難しく、そこら辺をきちんと解説しているものはありません。

 

 

それをこれから解説します。

 

 

はず、執着を持ったままでは執着を手放すのは無理だ、と断言します。

 

なんか言葉のトリックみたいになりましたが、それは例えれば両手に水の入ったコップを2つ持っている状態で、目の前にあるボールに入ったスープを飲もうとするようなものです。

無理ですよね。

 

執着というものはその裏にべったりと「不信」を張り付けています。

つまり、なぜ執着になるかというと、そもそも「無理だ」という信念があるからなのです。

手に入れられる自信があれば執着する必要はありません。

 

コップの例えで言うと、右に執着のコップ、左に不信のコップをもっているようなものです。

その上で、目の前のスープ、つまり欲しいものを得ようとしています。

 

目の前のスープはいい匂いで暖かそうな湯気を立ててとても美味しそう。

飲みたい!と思えば思うほど頭は冷静にものを考えられなくなります。

右と左のコップを手放せばいいのに、パニックでそんなことも考えられません。

 

「コップから手を離せ」つまり執着を手放せ、と引き寄せマスター達は一様に言います。

しかし、そう言われても、手を離せばコップが下に落ち粉々に割れて大変なことになってしまいそうでできません。

「願望を忘れろ」と言われても、美味しそうなスープが目の前にあるんだから忘れることもできない。

 

その状態が、執着を持ったままで執着を手放そうとしている、ということです。

 

 

いきなり執着を手放そうとしても無理。

その前に今の状況を一歩前に進める「行動」が必要なのです。

 

つまり、あたりを見渡してコップが置ける何かしらを探すことです。

 

それがゴツゴツした岩だったとしても斜めの板だったとしても結構遠くにあったとしても、とりあえずそこに行ってコップを置いてみることです。

そうすると両手が空きます。

つまり、執着と不信が手放せた状態になるのです。

 

 

わたしの場合、オフィスを借りるという代わりに、時間と場所をいちいち毎回変えるということでなんとかやりたいことをやり出してみました。

そうすることで、最初の「全くできていない」という状況から「少しやれてきた」という状況に変わってきました。

そうすると「執着」が緩むのです。

だって、理想の形にはほど遠いにせよ代替策で目的のことはなんとかできているのだし、「絶対何がなんでもオフィスが必要だ!」という力みがなくなります。

オフィスは欲しいけど、今の状態をずっと続けるのも望まないけど、「とりあえず、、、まあいいかなー」くらいの軽さになる。

 

「まあ、どっちでもいいかなー」という軽さ。

これがまったく手放せている状態、つまり、引き寄せが発動する時の心の状態です。

 

 

するとあっさりと欲しいものが手に入ります。

想像もできなかった方向から、最終的に欲しいものそのものがちゃんと手に入ります。


オフィスがなぜ欲しいかというと、そこを使ってやりたいことがあったからですが、そのやりたいことができるようになれば結果オーライじゃん、というはぐらかしではなく、「オフィス」という願望がちゃんと手に入るのです。

それが引き寄せの摩訶不思議なところです。

 

 はっきり言って仕組みはわかりません。

いまわたしは、電気の仕組みはわかんないけどスイッチいれたら灯りがつくよ、という話をしてします。

 

 

はてさて、そうやって手に入れたこのオフィスですが、実はクライアントの意思で3ヶ月後に解約されることになりました。

そしてわたしはといえば、もうこのエリアにオフィスは必要ではなくなったのでなんの問題もありません。

 

 

人生は止まることなく常に変化しています。

その時その時に欲しいものを自分はちゃんと引き寄せられるということをわたし達は信じていいのだと思います。

 

 

最後まで読んでくれてありがとう。

ではまた。