東京に住んでサラリーマンをやっていた頃、オーストラリアで働くとしたら何ができるかなと考えては漠然とパン屋?と思っていました。

まあ今思えばかるい現実逃避で、オーストラリア行く行かない云々の前も何か仕事に行き詰まると「パン屋になりたい」っていつも言ってましたね。

パン焼いたことないのにとりあえず別の仕事がしたいっていうアレです。

あの頃から数年後、、、今ブリスベンでえっちらおっちら会社員をやっております看板持ち

 

と言っても、フルタイムではなくてカジュアルの仕事。
この「Casual」って言葉はオーストラリア英語なんじゃろか。アメリカ人やイギリス人とオンラインで話すときに「I work in an Australian company as a casual worker」と言うと、「ん?」って顔をされる。んで、いわゆるアルバイトだよーって説明し直すっていうのが毎度のパターン。

 

ちなみに誰かと話してるときに働いてるって言うと何の仕事?ってなって答えるときはAdminって言ってます。

まあいわゆる事務職ですね。今所属している組織のメンバー数は200人で、まあ大きすぎず小さすぎずでちょうどいい感じです。

 

チームは常時12人〜15人くらいでチームリーダーも同僚もどんどん転職しちゃって半年過ぎるとメンツががっつり変わったりするけど、雰囲気がとても良くて英語が上手に話せなくても一緒にランチしたり飲みに行ったりできる非常にフレンドリーな職場。
オーストラリアの会社ってどこでもそんな雰囲気なのかなって思って同僚に聞いてみたら、ここは人間関係含めた職場環境に恵まれているので、オーストラリアの基準として考えないほうがいいって言われました。
たしかに夫の会社の雰囲気を聞いたらわりと殺伐としてる、みたいなことを言ってましたわ。

 

ちなみに仕事内容は問い合わせ対応とかデータ入力なのでまあかなりオペレーショナルな業務ですね。この仕事をフルタイムでやるとちょっと心が折れそうな気もするし、まあでもやってできなくはないような気もする。
とはいえ、これからシステム刷新が予定されているので、自分の仕事が果たして半年後も継続して存在しているかどうかはちょっと謎。
まあ今の仕事については英語の練習とオーストラリアの企業文化に慣れる場所だと思ってるので、お金もらって勉強させてもらってると思えばこうして働けるだけで有難いことです。

 

お金をもらえて英語の勉強もできるなんて最高!と自分に言い聞かせてはおりますが、ミーティングで話されてる英語の理解度はかなり怪しい自分です。オフィスで飛び交うネイティブのジョークとかほとんどわからんわ。完全にスルーしちゃってるけど、こいつ笑いがわからんやつだな、って思われてる可能性大。いや実際にわかってないしね。笑いの以前に何言ってるのかわかってない魂が抜ける
とはいえ、気を遣ってなんとなく合わせて笑うのも意味わからんし、とりあえず地道に集中して聞き取ろうと鋭意努力中です。
日々英語がわからないせいで「イーーーー!」ってなることも多々あるけども、すべては何事も勉強、何事も経験、と思ってなんとか凌いでるというのが正直なところ。

 

ちなみに自分の性格を振り返ると総合的にけっこう社交性あるほうかな?って思ってたんですけど、今のオフィスではシャイなほうだと思われてるんですよね。
個人的には何言ってるかわからんし、何を言ったらいいかわからんからとりあえず様子を伺ってます、っていうのが本音。

まあでもなんとかして会話をキャッチアップするより様子見している態度にいきつくのは本質的には自分はシャイなのかもしれんなと思ったりもする今日この頃です。
夫には初めて会ったときに「よく話す社交的な人だなって思った」と言われたものですが、そのときは日本語だったしねぇ。

 

言語によって性格が変わるとかよく言われてるけど、これから英語が上達していって(いくはず←)自分がどういう性格になっていくのか(見られていくのか)というのもなかなか興味深いです。
さーて、英語の勉強でもするか。以上。

 

 

こないだ同僚がWellbeingについてのプレゼンで"IKIGAI"を紹介していました。この写真はシティの本屋さん。"IKIGAI"も"SUSHI"や"SASHIMI"みたいに英語化してきてますねニコニコ