私がずっと思い描いてた
理想の夫婦って…
お互いを思いやりあって
生活を協力しながら共に作っていけて、
一緒にいる時間が、どんどん積み重なって
後から思い返して一緒にクスクス笑い合う
お互いを大事に思う気持ちは永遠に続く
…そんなの、おとぎ話の世界なのに
人と人って、もっとそれぞれに複雑な
心模様だし、ふとしたことで大きく変わる
裏で何してるか分からないし
分からなくて良いこともいっぱいある
むしろ、分からない振りをして
見たいものだけを見て
そうしてるうちの方が幸せだった
どんどんエスカレートする嫌がらせも
うちの夫こんなこと言ってる
あり得なくない?もーおかしいんだよね笑
めちゃくちゃなの!笑笑笑
って笑い話のネタにして
けなされることを楽しむような
ツッコミ待ちをするような
そういう利用の仕方をしてた
私は、てっきり、
私が夫を利用してるつもり…
私のおもしろおかしい人生、
夫がスパイスになってる
って、そう思っていたんだけど
限度ってあるじゃん…
夫はひどいけど、私頑張ってる
楽しい、幸せ!
軽いうちはこれで良かったものが
日増しに酷くなる態度…
え、そこまで酷いことする?
え、さすがに暴力って違くない?
いや待って、私夫のストレスの吐口に…
利用されてるのは私かも…
心のどこかで、そこまで酷いことは
しないだろうと
私さえ頑張っていれば、神様は見てる
良い形で恩返しがあるはず
これを繰り返していたら、そのうち
夫も私の懐の広さに気づいて
あの頃はごめん、
なんて反省して
最終的には私の思い描く理想の夫婦に
近づける時がくるはず…
そのくらい私はすごいことをしてる!
って、そう思ってて
そう思うことで、
自分のことを保ってた部分があったし
ずっとずっと何かを信じてきた
叶うことのない何か
自分の力によらないもの
それはもう、もはや「運」
改心した夫と理想の夫婦になること
それは叶うことの無い夢なのに
自分ではどうしようもないのに
こんなに頑張ってるんだから
きっと最後には良いことがあるはず
とかって、すがって
本気で信じてきてしまった
現実を見ることができないまま
でも、そのときはそれで幸せだった
現実を見ない方が、自分をごまかせた
ずっとずっと自分をごまかしてきて
叶いもしない夢をぶら下げて
私は私を頑張らせてきた
現実を知ったとき、ものすごくショック
だったのは、その現実離れした夢が
叶わないものだって気付いてしまったこと
叶うと本気で思ってきたから
だから頑張ってきたのに…
薄々気付いていても
気付かない振り、見ない振りをすれば
幸せな感情を作ることができた
でもそれって自分を犠牲にした幸せ
自分がかわいそう
たっぷり感傷的になって、
悲劇にどっぷり浸かった後、
私が知ってしまったこと
実は
「自分をごまかした方が幸せになれる」
やっぱりね、物事をきちんと見てしまうと
幸せにはなれないんだよ
あ、幸せって今のところ私の思い描く
理想の夫婦が叶うという意味
人間の裏も面も、全部知りたいと
思ってしまう私には
もう手に入らないもの
映画やドラマの世界には溢れてるのにね
だからね、
もう違う形の幸せを見つけるしか
方法はない
違う人とならなれるかも?
いや、その確率ってどうなのよ?
また理想を夢見て結局同じパターンでしょ
人と人だから
だから、もう手に入らない
いい加減、分かった方が良い
自分への戒め
