コペンハーゲンの一般的な公立小・中学校への訪問。
680人の生徒が在籍しており、
インクルーシブ教育にも力を入れている。
 

 
校長先生(左)と、社会科のヤン先生。
 
 
この公立校、実はもともと訪問する予定だったところが諸事情でダメになり、
その中で訪問する3日前のオファーに快諾して下さった学校。
それだけでもありがたい。
 
ほぼ全てのクラスに、
自閉症やアスペルガー等の、
いわゆる特別な支援を要する子どもが居る。
そのすべての子どもたちが、
社会的にも個人的にも適応できるよう、
全ての子どもたちと、入学時に、
知識やスキル、他者との関り等を話し、
全スタッフと一人一人の情報を共有する。
 
各分野のスペシャリストとも共有を欠かさない。
 
個別のサポートを徹底していた。
 
また校長先生は、
学校は親とのコミュニケーションが重要だと考えていて、
子どもの状態によっては、
政府につなぎ、より高度なサポートを受けられるようにすることもあるそう。
 
さらに校長先生は、
教室の“音”に気をつけていて、
敏感な子どもにとっては音が非常に重要であることを知っている。
 
 
子どもたちの環境を整えたうえで、
子どもたちには、
“自分に何が必要かをかんがえてもらう”
ことも大切にしているのだそうだ。
 
全ての子どもたちは、
何らかのチャレンジを抱えていて、
これからの子どもたちの人生で、
その行動ミッションはそれぞれにある。
 
私たち教師は、学校は、
安心感を子どもたちにつなげるのを最も大切にしている。
 
とおっしゃっていた。
 
 
 
 
 
 
そんな校長先生の校長室は、1階のよく見えるところにあって、
子どもたちが話に来る、
校長先生とのお話部屋もある。
やっぱりここでも、
校長先生の存在がとっても近い。
 


これは先生方。休憩室。
 
校庭。

校長先生のお話が終わったあと、
少し自由時間があって、
その時少しだけ、
休み時間の子どもたちとわちゃわちゃ触れ合った。



ニーハオ、ニーハオ!
コンニチハ?コンニチハー!!!!


こういう時、
絡んでくる子どもの持つ雰囲気は、
万国共通たと感じた。笑
 
非常ベルのようなチャイムが鳴ったら、
子どもたちはダッシュで校庭に向かっていた。
暑かったから、水着になって水浴びをしている子も多かった。
とにかく、たくさんの遊具で、
体全体を動かして遊んでる。

跳んだり、回転したり、ぶら下がったり。








赤いのが、校舎。
広大なグラウンド。
 
 

つづく