おっさんって初めて呼ばれたのは、いつ頃だったか。

多分、中学生の頃には既におっさんと呼ばれていた気がする。
自分自身も、おっさんと自称し、おっさんらしき言動を取り、おっさんらしき挙動を示す、
ということをコミュニケーション手段の一つとしていた位だし、ほぼ間違いないだろう。

さて、20代前半ももうすぐ終わり、そろそろ名実共におっさんになりかけている私。
ちょこっとだけ悩みがあります。

アレっすよ、ビールがちっとも旨いって感じない事です。
生ビールだろうが瓶ビールだろうが、ドライビールだろうが発泡酒だろうが、
ビールとそれに準ずる奴等はどいつもこいつもちっとも旨いと思えません。

キンキンに冷えた中生とか生中とかマジで人間の飲むもんじゃないと思う。
あれを飲むのは苦行だね、可能であるなら、グイっと飲んだ瞬間にグレートカブキよろしく、
霧状にして散布してやろうかと思う位マズイと思う。

苦味とか渋みという味覚を理解できるようになる、というのは実は、
味覚を感じる細胞数の減少=舌が劣化しているから、だというのは結構有名な話。
そういう意味では、俺の舌は子供であって、言い換えれば鋭いということなのかもしれんが。

ただ、昔は酷い偏食で、煮物を初めとした黒いとか茶色い食い物ってのは、
ちっとも口に出来なかったんですが、近頃はそうでもなく、むしろ白米に結構合うということで、
好きな方になってきた、味覚にその程度の変化はあったんですがねえ。
ピーマンとかほうれん草とか苦い奴等も中々旨く食えるんですけどねえ。
ビールだけはダメ。

同じ麦から作った飲み物でも、麦茶は全然平気なんすよ。むしろ好物。
あと、ベルギービールの赤くて甘い奴とかも旨かったなあ。ってありゃ麦から作ってないが。
飲めるものなら、塩酸から硫化硫黄まで何でも飲んできた俺だけど、味だけ比べるなら、
正直ビールに比べたら塩酸の方がまだマシだね! いーや、絶対マシだね!

でもよう、俺コーラは好きなんだよねぇ。ガチで1日1本は飲んでるわ。
それもあの、クスリ臭くて超身体に悪そうな味のペプシNEXが今のブーム。
でも俺、別にNEXを旨いって思って飲んでねえんだな。
コーラ系で一番旨いのは、やっぱし元祖赤コーラだよ。
じゃあ、何がいいって、あのクスリ臭さに変な中毒性があってたまらんのよね。

多分、この無闇にNEXを好む感覚と同じようなもんなんだろうけれどねえ、
ビールが旨いって思える感覚も。凄く不健全な、何かそういう衝動が根底にある気がする。

もっと簡単に言うと、結局、タバコを旨いって思えるのと同じことなんじゃないのかな。
ただ、タバコと違って、さほど大きなリスクが無いし、他に迷惑かけるでもなし、
大規模なアンチ活動もないし、何より嗜んでいる人の方がマジョリティで、
普通であるから、中々そう唱える人はいないだろうけど。

って何か、ビール好きな人に対して喧嘩売ってるようなエントリになってしまった。
ちっともそんなつもりはないんだけどね。
別にビール好きな人を否定するつもりは一切ない、俺だって同じ穴のムジナだしなぁ。

仮に中毒の一つや二つ合っても、それで健康に生きられるというのならば、
それはそれで悪くないんじゃないかと思うんだよね。


……って、なんか末期のヤク中が自分を正当化する時に吐く言動みたいだな。



あうあうあー、と言えば、精神的に逝ってしまっているのか何だか理由は分かりませんが、
とりあえず、その発言が舌足らずだったり、意味不明だったりして、
一般的な会話を成立させることのできない人を指している単語であります。

コレの元ネタは、人によっては、某電波ソングである、
天罰!エンジェルラヴィ中の歌詞である等といわれておりますが、
多分、稲中卓球部の若林先輩(女の子!)の方が先に世に出ており、
また、知名度も高いと思われるので、こちらが元祖であるとすべきでしょう。

ただ、若林先輩の発言は"アウアウアー"なんだよねぇ。
それを言ったら、エンジェルラヴィの歌詞中のアレは、"あうあうあ"だけどさ。
若林先輩の勇姿を拝みたい人は、稲中の8巻をチェックしてみよう。


このように、元ネタとか語源が良く分からないけれど多用されている言葉、
世の中には、納税をしていないいい大人の数くらい蔓延っているものです。
例えば、卯さんがよく使う言葉で言えば、"処女"とか。

いえね、卯さんは別に処女厨という訳ではないんですが、
卯さんの職業、"~~した処"という文章をタイピングすることが割とあるんですよ。
で、卯さんの部署で普段あまりタイピングを担当しない人が、
何らかの都合ですることになった場合、聞かれる訳です、
"~~ところ"ってどういう字だっけ? って。

で、応える訳ですよ。"処女の処ですよー"、と。
そんな理由があるから多用せざるを得ないわけです。
まあ、仕方ないんですね、不可抗力ですね。
処刑の処とか言っちゃうと、悪印象を与えちゃいそうですしね。


さて、前置きが長くなりましたが、処女って何で処女って言うんでしょ。
女って言うのは言うまでもなく、おにゃのこの事ですから、
自然と、処に何か重大なヒミツが隠されていると言う事になる訳ですよね。

処、という字には、身を置く、落ち着く、という意味と、そこから転じた、
取りさばいて落ち着ける、ところ・場所という意味があります。
処という字、左のややこしい物体が足を、右の几が台(椅子)を表しており、
台に座って足を留める、みたいな意味合いが、文字の段階からある訳です。

実を落ち着けた女が、未通であるってのはどういうこった。
と、考えてみても分からないのは道理で、処女の語源はどうも、
中国語の处女という言葉の成り立ち、
即ち、"嫁入り前の女"言う処にあるようです。

"嫁入り前の子"がバージンであるかどうかなんて分からんジャマイカ、という貴方、
中国では割とマジで、男女とも処女を大切にする傾向がありましてですね、
(処女には神聖なものがあるとも考えられており、秦の始皇帝等は、
延命のために処女の経血を愛飲していたというアレな伝説もある)
処女でないと、いい嫁ぎ先が根絶やしになるってくらいのものなんですわ。
だから、古い中国では、"嫁入り前の女の子"は"バージン"であった訳です。


まあアレね、生来ヤリチンアバズレ、愛し合ったら即合体、愛して無くても即合体、
そういう血統を持つ日本人という生き物には、元ネタが分かったところで、
何となく釈然としない、意味不明な単語であるかもしれないですねえ。


まま、とにかく語源も分かったことですし、スッキリしたところで、
これからも僕は、この言葉を使っていくことでしょう。
もちろん、声を大にして!




最近職場で、ジル・ド・レと呼ばれた卯さんです今晩は。

んー。っていうか、誰が変態ショタコン野朗ですかコンチクショー様。
俺がいつ、美少年のどてっぱらに精液ぶちまけた挙句解体ショー繰り広げたいとか言ったり、
美少年達の首を並べて、どれが一番優れているか品評会を開いてみたり、
くたばった後も、シスコングリム兄弟のオナヌーのネタにされたりしましたか。

大体俺ぁアレだ、昔から散々言ってるが、鏡音レン君は素直にお家に帰してあげちゃうタイプだ。
鏡音リンちゃんの場合はー、そりゃまあ、ちょっと半身不随にしちゃうかもしれないけど。
そんな僕様を、ジル・ド・レイと一緒にするなんて、凄い侮辱ね。

でもアレね、きっとコレはアレね、今思うと、兄弟が池沼ばかりだったけど、
一人だけものっそい頭が良くて、しかも文化的、更に、
脚色抜きで百年戦争の勝利に貢献した軍人と言う顔を持ち、
救国の英雄とまで称えられたジル様の素敵な面が僕様にソックリ!
とかそういう褒め言葉だったんだと思うね! そうに違いないね!

まあ、俺のことをジル扱いした先輩、その日の朝早く、アレクサンドロス大王だとか、
円卓の騎士がどうのこうの言っていたので多分、fate/zeroでもプレーしたんでしょう。

よく知らない人のためにちょっと解説しますと、fate/zeroとはADVゲーです。
ただのADVゲーではなく、凄い売り上げを記録しており、別ジャンルのゲームや、
アニメ化と言った展開も果たしている凄いゲームです。

ストーリーはここで語ると長くなりすぎるので省きますが、アーサー王やら、
ギルガメッシュやら、上で書いたアレクサンドロス大王だとか、
色々な歴史上、お話上の著名人が登場するのが特徴の一つでありまして、
ジル・ド・レもその中に登場する訳です。

で、作中で、"恐怖というものには鮮度というものがあります"という台詞を吐き出しています。
後には、真の意味での恐怖は希望が絶望に切り替わる瞬間を言う~、
みたいな言葉が続きます。でもねえ、ジル・ド・レがこんなこと言うんかねえ。

いやさあ、そりゃジルセンセは、
"自分で命令してさらってきた少年を、一旦解放するフリしてぶち殺す"とか、
(余談だが、fate/zero作中でも似たような事をしている)
"小姓扱いで雇い入れた少年にものっそい贅沢をさせて、
この世の天国を味わわせたところでぶち殺す"とか、
希望から絶望に叩き落すのが大好きな部分はあったらしいけどな。

芝居がかった演出までして凶行に及んだケースは、それは確かに類を見ないことだから、
上記のように特記される。したがって、ジル=持ち上げて落とすがジャスティス、
という図式で解釈されてもおかしくはないと思うがな。

だけど、ちょっと調べれば分かるけれど、被害者をアッサリ殺してのけた記録もある。
俺が思うに、ジルが恐怖フェチであったのは多分間違いないとは思うんだけれど、
コレ! っていう拘りがあったようには思えないんだよなー。

いや、あったのかもしれないけれど、
あたかも、現代人男性が多数の種類のオナホを使い分けてオナヌーして、
どのオナホが一番具合がいいか確かめるかのように、
色々な殺害方法ってか自慰方法を試してみてたんじゃねえのかなー。

現実のジルって、"瑞々しく新鮮な恐怖と死の味"以外にも多分、
"熟成させきって骨の髄まで恐怖が染み渡った死の味"とか、
"絶望に染まりきったはずなのにまだ命乞いしようとする人間に与える死の味"とか、
色々知っていたんじゃないかと思うんスよ。根拠はねえけど。


まーしたがって、卯さんとジルのオッサンはやっぱり相成れない存在だと思う訳です。
っていうかサッサと殺しちゃうなんて勿体なくねえ?
そんなブルジョワーな人とはダメね、付き合えないね。
そもそも三次元と二次元、興味の対象が全然違うしね。