児童虐待の相談件数は増加の一途を辿っているそうだ。
また、実際に児童虐待で摘発された件数も増加しているそうだ。
更に付け加えると、児童ポルノの摘発件数も増加している。
もっと言うなら、児童虐待相談件数も、年々増えているという。
これだけ聞くと、まさに子供にやさしくない国という感じがする。
子供が安心して暮らせない国ということで、情けない国だと嘆く人も大勢いる。
児童虐待防止法っていうのは2000年に成立して、2004年と2007年に改正された。
凄く新しい法律だと思われがちだけれど、確か、戦前にも、児童虐待防止法ってのはあったはず。
何かで昔調べた(多分、ロクでもないこと)記憶があるけれど、成立は1933年だった気がした。
だけど、例によって終戦後に消滅したんじゃなかったっけか。
一度消滅してから、約50年の放置を経て、再度(内容は異なるが)制定されたんだと思ったねえ。
間違ってたらごめんちゃい。
で、そもそも戦前に一度こういう法律が制定されたということは、
今よりもずうっとずうっと、メディアが未発達で、情報の伝達が遅くて、
一般人レベルでは、隣三軒は知った中だが、それより先は未開の地という時代に、
無視できない程に関心が高まった、虐待が社会問題と化したってことなんだろうね。
冷静に考えると、異常な出来事のはず。
ハッキリ言って、虐待、それも当時は折檻と称してフルボッコにするのは当然の時代だったから、
相当なレベルの、現代日本で言えば、全国に放送されるレベルのそれが、
誰の目にも明らかな位、目に付く時代だったってことじゃあないのかな。
実は、虐待事件の件数及び被害児童の数という統計が採取され始めたのは、1999年から、
児童ポルノでの摘発の件数が数えられ始めたのも、2000年からだったりするんだよね。
あくまでも、この10年かそこらでは年々増加傾向にある、そういう話なんだ。
児童虐待の相談件数、これも平成2年から統計を取り始めたんだよね。
上記の奴らに比べれば、長期間に渡って取っていると言えなくもないけれど、まだ20年だ。
非常に残念なのは、それ以前は一体どうだったのかというのが、暗部に埋もれてしまっていること。
正直に俺の考えを述べるならば、
明るみに出るものだけでも相当な件数だけれど、秘匿されていたり、
そもそも当の被害者ですら虐待と思っていなかったりするケースまで含めれば、
多分、洒落にならなかったんじゃないかなって思うよ。
いやもちろん、100年単位で考えたら虐待件数は減っているんだから無意味に騒ぐなよ、
なんていうつもりはない。こんなもん、ゼロになるに越したことは無い。
そのために、危機意識を持つ人間の数が増えることは喜ばしい事だと思うよ。
相談件数が増え続けているのは、逆に関心が高まっている証ともいえるからねえ。
手放しで喜ぶことではないけれど、一応好転していると考えていいと思うのよ。
昔から、男児のちんこを切断したり、布団で簀巻きにして窒息死させたり、
狂ってる事件はいくらでもあったけれど、今は重く取り上げられるしね。
ただ、俺が思うに、ここ10年20年で子供を虐待する親が急に増えだしたってのは間違いなんだと思う。
100年前、もっと、それ以上昔から続く、相当根深い問題なんだと思うんだよ、これ。
核家族化が原因とか、お隣さんとの付き合いが無くなり閉鎖的になったのが原因とか、
それは関係ないとは言わないけど、最たる原因ではないんじゃないかな、と思うんだ。
大家族とか近所付き合いとか町ぐるみとかそういう言葉が当たり前だった時代は、
単純に、児童虐待と言う事柄に関して関心の低い人間が多かっただけのことじゃないかねえって。
その頃、相談件数とか統計とってないっしょ?
婚姻件数とかはちゃんと取ってるんだけどね、戦後すぐから。
世の中の関心が高まっている今だからこそ、色々な可能性を模索して、
方法を検討して、根絶に尽力してほしいと思うんだよなあ。
ほったらかしてきた掃き溜めを攫うようなものだから、簡単にはいかないと思うけれどね。
いやごめんなさい、このエントリは推測バリバリなので、
論破してやろうとか思わなくていいです。それ以前の問題ですので。
何か詳しく知っておられる方がいたら、怒らないで優しく教えてください(つд‘)