おお……もう。

気付いたら、個人的にはヲタにも深い温情を持って接してくださる事が可能な上、
子供が好きだからと発言しても、穿った意味ではなく捉えてもらえる、
いい人オーラを発散している好漢までが餌食に。

どれくらい好漢かっていうと、仁愛のパラメーターが100で、いきなり花栄とか、
呉用を始めとした20人以上の部下を抱えている状態で
ゲームスタートできる位の好漢なあの人が、ラブプラスだとおおお!

しかも何か楽しそうなんですけどっ!なんというっ……。

私はその時初めて、そのソフトの驚異を知ったのです……。
ええ、私は正直ヲタでありながらギャルゲーというものを軽視していました。
というよりも、主人公に自分を当てはめる、というプレーの仕方が信じられなかった。

物語……そう、ギャルゲーにはあくまでも、読み物としての価値はあっても、
それを通してそこに描かれている恋愛模様を体感するということは実現しえないと思っていた。
白い人黄色い人や白痴、痴人の愛(例がくるっとる)なんかはよく出来た物語だが、
読みきったとしても、自らが主人公として体感した気にはならないように。

古今東西のギャルゲーもそういうものだと思っていた……。
だが違った、このラブプラスという悪魔は違ったのだ!

これの主人公は正しく貴方なのだ、モニターの前の貴方なのだ。
今までのギャルゲーはどうだった?

うぐぅとか言われているのは、貴方ではなくゆういち君なのだ、
このバカ犬扱いされているのは、貴方ではなくサイト君ではなのだ、
"くふ"とか我が意を得たりな笑顔を向けられているのは、貴方ではなくロレンスではなのだ。
ついでにセーバーのマスターはシロウなのだ。

真ん中二つはよく考えるとギャルゲーじゃないのだ。


このラブプラスの主人公は、そう、おまいだっ!ラブプラスの女の子達はおまいに微笑んでいるし、
おまいに問いかけているし、おまいとキスをしているんじゃ!

少し前に、こういう名スレ が存在していた……。

このゲームは、このような悲しき民を生むことはないっ……。
なんというっ……慈愛だ……正に聖母の如し……。
いや違う、貴様は悪魔だ! 夢や愛なんて都合のいい幻想!
俺の朝の通勤時間に潤いを与えてくれていたファミコンロッキーを虜にし、
今新たにあの人までっ…………。

なんで……なんで俺の大事なものは無くなってしまうんだっ!?
マウアーといいライラといいカクリコンといい、ヤザンなんか残ったって仕様がねえ。
このままでは俺も、カミーユ……お前は俺の……してしまいそうだ。
なんか、ホモ開眼しそうだって言ってるみたいだが違うかんね。

今コンマイはコナミの姿を取り戻したのだ、悪魔との契約を持って、かつての姿を取り戻したのだ。
今のコナミならアルティメット阿修羅バスターも、左足だけの地獄の断頭台も可能にちがいない。
俺の愛したコナミが生み出した、聖母の笑顔を持った悪魔のようなギャルゲー。
一体何人の男が、お前の虜になってしまったのだろうか。

そしてお前は俺がその所業を批判すると、こう微笑み返すのだろう。
はは、これが自然に背く悪行だと言うのならば、なんだって自然は私に復讐しないんだい?
私の足元からマグマを噴出させて、焼き払ってしまえばいいものをさ! と。

ああ、恐ろしい……。私は最早、このゲームの恐ろしさの虜になっていたのだった。



まあ買わないけどね。


あ、いや、別に、同級生に茶化されて、ちげーよあんな女だいっきらいだし!
とか顔を真っ赤にして否定している小学生って訳じゃないよ。

本当だよ!


いや、ゲームシステムがネックなんですよう。
現実問題、デートの約束とかしても、多分ゲームだと冷静にすっぽかしてしまいそうだしな。
大体、現実でも、隙を見つけて約束をすっぽかそうとするのが俺だもの。
リアルタイムで付き合わなきゃならんというのが、俺には一番辛い。

最初にも書いたけど、基本的にギャルゲーというか、

ノベルゲーをプレーする時の俺のスタンスって、読書と同じだしなあ。
時間を定められて行わなきゃ読書は苦痛だ、いつでも始められて、
いつでも終えられる位がやっばり好ましい。


煩わしいのはリアル人間関係だけでたくさんだよう。
……うーむ、リア充の素養が全くない人間には向かないゲームだと今思ったぞ。
逆に、リア充の素質がある、実際にリア充だった、むしろ今リア充な人の方が取っつきやすいかもなあ。

そこまで行かなくても、何時ごろインとか約束してパーティー組んでゲームしているような、

しかもきちんとその時間にログインする、律儀なネトゲユーザーが一番ハマりやすいかもね。

彼女がいたことある人間の方が楽しめると書いてたどこぞのスレの名無しさん、

はいはいワロスワロスしちゃってごめんね、ごめんね。

まあともかく、このゲーム楽しめる人はリア充属性持ちなんじゃねえかと。
なあんだ、某氏が買って楽しそうにしているのは、よく考えたら自然な事なんじゃないか。
そして俺がイマイチ購入に踏み切れないのも。

きっと元ロッキーこと、現ファミ拳リュウも実はリア充の素養を秘めているんだろうなあ。
なあんだ、そうかあ、ははは。



俺とは一体なんだったのか。