皆さんこんにちは
「でーれーガールズ」という映画にもなった小説を読んで、いま聖地巡礼の写真を取りまとめているのですが、量が膨大になるので、今回は簡易紹介版のようなものを公開しようと思い久しぶりに筆を執りました
(資料②原田マハ でーれーガールズ 刊行記念応援ペーパーより、向かって左の指を立てている少女が秋元武美で、向かって右側が佐々岡鮎子)
ということで、今回紹介するのは以下の場所です
①喫茶店どんきほーて跡地(ハードカバーP92,P113、文庫P94)
②「篠山みずの」が務めている書店(ハードカバーP80、文庫P82)
③すわきの後楽中華そばのあった場所(ハードカバーP85、文庫P87)
④「爺や」(ハードカバーP145、文庫P147)
⑤中国画材(ハードカバーP182、文庫P184)
今回紹介する場所は、具体的な場所が作中で言及されていないところばかりです。
なので、当時を知る人に聞いて回ったり、以下の資料を読んで明らかになった場所だったり、はたまた自分が知っている場所だったり、そんな感じの場所ばかりです。
資料としては、以下の資料を文庫・ハードカバーの他に使いました。
①でいれい散歩 制作 山陽女子中学校・高等学校
②原田マハ でーれーガールズ 刊行記念応援ペーパー
(地図なども載っているので、結構分かりやすい資料です)
それでは、簡易バージョンではありますが、スタート
①喫茶店どんきほーて跡地(ハードカバーP92,P113、文庫P94)
この物語に何度も登場する、喫茶店の「どんきほーて」
映画では、喫茶東京が撮影で使われました。
小説の作中では、小さなマンションになったことにはなっていますが、じつは当時の建物が残っていたりします。
場所はここです↓
そして写真はこちら。
場所は電車通を挟んで、斜め対角線上に折り曲げると、ちょうど喫茶東京と重なるような場所にあります。
そして、同じレンガ造です。
「どんきほーて」の建物は当時を知る方々にお尋ねして、場所と建物が明らかになりました。
当時を知る人によると、映画の感じとはちょっと違ったとのこと。
あと、調べていくうちにマスターが何人か変わられているそうなので、もしかしたら、世代によってお店の内装が違ったのではないかということも仰っていました。
映画の撮影で使われた喫茶東京の方は、4月末日に閉店してしまうそうなので、閉店前に是非とも伺いたいと考えております。
②「篠山みずの」が務めている書店(ハードカバーP80、文庫P82)
篠山みずのは鮎子と武美のクラスメイトで学級委員長でもあります。
趣味は食べあるきなので、作中で思わぬことになります。
その「みずの」が大人になって務めている場所は、多分ここです。
丸善岡山シンフォニービル店
城下カフェから歩いて、三分書かれている通り、城下カフェから見えてます(笑)
(ちなみに、城下カフェはパフェが美味しいんですよ♪)
岡山市には近くに紀伊國屋もあるんですが、歩いたら5分以上かかりますしね。
丸善さんは、ボクも小学校の頃からお世話になっています。
当時、表町には「さいきん社」という本屋さんがあったり、「はとぽっぽ」という喫茶店があったりしたことも書いていて思い出しました。
この辺の話も次回で。
③すわきの後楽中華そばのあった場所(ハードカバーP85、文庫P87)
小説内では柳町と書かれていますが、僕的なイメージは田町の方かなって思います。
この場所は、作中で「篠山みずの」がいそいそと通っていたお店です。
「資料①でいれい散歩 制作 山陽女子中学校・高等学校」によると、正しくは中央町、山下体育社の東側に短期間あった店舗とのことです。
この辺は、大人になった現在でも、夜行くのにはちょっと勇気がいります。
もし行かれる方がいらっしゃったら、女性は明るい時間のほうが良いと思います。
④「爺や」(ハードカバーP145、文庫P147)
「資料①でいれい散歩 制作 山陽女子中学校・高等学校」によると、作者の原田マハさんも出版後にいらしたそうです。
場所は、NTTクレドビルから歩いてすぐの場所です。
⑤中国画材(ハードカバーP182、文庫P184)
現在は「AMS」という画材屋さんになっていますが、ここには中国画材という画材屋さんがありました。
小説内で、主人公鮎子が書いた漫画は、ここで購入された画材が使われたのでしょうか。。
ボクもよく通っていた場所なのですが、当時とあまり外観は変わってないかな。
結構マニアックなものも売っていて、小学生の頃に、石で出来た粘土とか買いにきてました。
まだまだ、紹介したい場所はたくさんあるのですが、兎に角写真が沢山なので、もうちょっとしてから完全バージョンを出そうと思います。
(しばし、お待ちを)
最後に、でーれーガールズにて、「どんきほーて」と同じくらい大切な場所である、鶴見橋からの夜景の写真を載せておきます。
いつも見て下さり、ありがとうございます
みなさんにとって、この週末が楽しい時間になりますように