私達の体に、なくてはならない存在！
それが、酸素です。
まさか、酸素の値が下がるとこんなに苦しむ
ことになるなんて、想像もつきませんでした。
5リットルの酸素吸入は、かなりの苦しさと
お聞きしました。
それを、母は吸入していたのです。
少しづつ、値が上がり大丈夫かな？て
思うと、高熱を出して肺炎を引き起こして
しまいます💦
だから、安心出来ない状態でした。
それでも、母は、必死に頑張っていました。
そして、1リットルになり…
最後は、0.5リットルまで改善されたのです。
この度の入院で、慢性心不全により低酸素
状態になると、全身に十分な酸素を運べなく
なるということがわかりました。
まさか！
体の中で、そんなことが起きてたなんて💦
母は、我慢強い人なので普通に歩いて病院に
行く事も出来るのです。
だから、そんな状態には見えませんでした！
また、お年寄りの体は変化が激しいので…
簡単に考えてしまうと、大変な状況になって
しまうということも学びました。
この度の経験は…
私達にとっても、大切な学びだったのです。
神様、どうもありがとうございました。
導きに感謝いたします🙏
私は…
この経験で、改めて学んだ事がありました。
それは、感情との向き合い方です。
人は、このような状況になると心に余裕が
無くなります。
どうしても、見えてる世界が全てだと思って
しまうからです。
このまま、酸素が外れなかったら💦
ここに、意識が向いてしまいます。
ですが…
これは、ただの出来事です。
魂が成長したくて、学んでいるだけ。
経験には、良いも悪いもありません。
ジャッジしてるのは、私達人間なのです。
こんなことって、ありませんか？
同じ場所に居ても、考えてることが違う。
これは…
過去の記憶によって、それぞれ感じる感情が
違うからです。
だから…
いつも、ネガティブな状況ばかり引き寄せて
苦しんでるなら、いったい、どの経験からの
影響を受けているのか！
そこを、ちゃんと知ってあげて癒やすことが
大切です。
それを怠ってしまうと、何度も、その感情を
味わうことになります。
神様は、手を変え品を変え、腑に落ちるまで
学びをさせるからです😅
同じ人生なら、明るい未来がいいですよね！
私は、いつも、明るい未来を選びます🌈
この瞬間も…
母と、笑ってる姿をイメージしました✨
その未来に意識を向けて、毎日波動を整えて
いたのです。
そうしたら…
2ヶ月後
ミラクルが起きました！
母の体から、酸素吸入器が外されたのです🙌
お母さん、やっと、乗り越えたね！！
おめでとう👏
ここから…
母の、リハビリ生活が始まりました。
ずっと…
横になっていた母にとって、日常の全てが
リハビリです。
座っているだけでも、リハビリなのです。
先ずは、食事…
お粥と柔らか食を食べるようになりました。
ゆっくりと噛んで、飲み込みます。
喉が詰まらないように、お茶にもトロミを
つけて貰っていました。
つづいて、薬は…
ゼリーの中に入れて、飲みこんでいました。
食後の目薬は…
母は、白内障と緑内障予防の目薬を入れて
貰っていたのです。
トイレは…
ベッドで、オムツ交換をして貰っていました。
そして、リハビリの時間がきました。
理学療法士の方が、病室に来られてベッドで
リハビリをされていました。
最初は…
ここまでの流れで、ぐったり疲れていました。
母は、自分の体が別人みたいに感じてかなり
ショックを受けていたそうです。
その話を聞いて、私は、こう伝えたのです。
お母さん
ベッドの中でも、手足を動かしてみたり…
座った時には、少し、足踏みしたらいいよ。
あとね…
体をさすりながら、今日もありがとう！て
伝えてあげたら、元気になっていくからね。
私も、ヘルニアで緊急入院した時はいっきに
体力が落ちたの。
だから、お母さんの辛さ凄くわかる。
焦らなくて大丈夫だからね。
少しづつ思い出して、体のバランスが取れる
ようになるから。
私は、あの時の経験があったから…
母の心に、寄り添うことが出来ました。
そして…
この言葉が、母の心に、スイッチを入れる
きっかけとなったのです✨
次の日から
毎日、ベッドの中で手足を動かしてみたり…
座った時には、ありがとう！て伝えながら
体をさすっていました。
足踏みも、毎日、頑張っていました。
そして…
母の、心と体はバランスを取り戻したのです。
暫くすると…
病院から、転院のお話がありました。
自宅で暮らすためには、もっと、リハビリを
強化していきましょうね！
そのように言われて…
母は、紹介された病院に転院しました。
転院先では…
よく食べて、よく眠れるようになりました。
表情が、とても明るくなって
お見舞いに行くと、ニコッ😊と笑うように
なったのです。
その笑顔を見ながら…
ここでも、大切にされているんだなぁ。
ほんと、良かった😌
こちらの病院では…
不安な患者様に寄り添って
時には、ナースステーションで食事をしたり
することもあるとお聞きしました。
母も、寄り添って貰えたそうです。
そんな環境の中で…
どんどん、元気を取り戻していきました！
3ヶ月が経った頃には
廊下の手すりを持ちながら、つたえ歩きまで
出来るようになりました。
退院間近になると
家での暮らしをイメージして、小回りの利く
上腕タイプの歩行機にも挑戦したのです！
そして…
4ヶ月後
無事に、退院することが出来ました✨👏
つづく