「おかあさんだから」という歌の歌詞について炎上してるという記事を見て、まぁ、私はお母さんじゃないからどうこう言える立場じゃないのですけど、ある意味客観的に見れるかもと思い、時々歌詞を書くこともあるので、参考に見てみました。とりあえず歌詞だけ。

うーーん。
なるほどーーー。

世論を見てると、確かに子供産む前は自由だったけど、そんなの当たり前のことだからなんとも思わないよ、という方向と、その自由がなくなって、それを子供のせいにしてる呪いの歌だ、とかいう方向になんとなく分かれているような(ちょーザックリですが)感じですよね。

自分の印象を書きますと、その呪い?のような文言(ひとりのときにやってたことが今はできないという内容)が、最後の「だってあなたにあえたから」で吹き飛ばせてないのかなぁと。(あくまで私の印象ですが)この詞の中では、お母さんとしての喜びより、ふとしたときに思う、女性という観点からの哀愁のほうが強いかなーという印象でした。作者いはく、お母さんへの応援歌だ!ということだそうですけど、今の世の中的にはなかなかナーバスなトコですよね。作者は男性だし、パパ目線での歌詞ならも少しマシだったのかなー。

でもなー。問題はここから。
作者の人が世論にいろいろ反応してますよね。これってとても難しいと思うんです。作品を世に出すからには自分が良いと思うものを出すしかないわけで、例えばそれが結果世間から見たら批判的でも、そこはもう仕方ないというか。世に出たのだって、この歌がいいと思った人がいたから出せたと思うんです。そういう意味で、クライアント的なところには思わぬ反応が出たことに対して申し訳ないと思ってもいいと思うんですけど、個の感想にまでいちいち反応してたらクリエーターは身が持たないです。黙って粛々と受け止め、謝罪するにしても言い訳せず、次の作品に活かせばいいと思うんですがね。言いたいことは作品で言えばいいんです。まして作詞家なんだし。

えらそーに書いてますけど、ビビりだから基本私はエゴサーチとかしないです(笑)Twitterもしない。たまたま仕事で自分の過去の曲聴かないといけないとか、そういうときは検索しますけど、賛否あるのは当たり前です。でも、面と向かってとか、ちゃんと誠意ある言い方をしてくれた人には返したいとは思ってます。いいこともダメだったところも、全部説明はできます。

そりゃーね、批判にはダメージくらうからね!その後はなんとか気持ちを切り替えて頑張るけど!(笑)
音楽はキライでも、私のことは嫌わないでください。逆かよ!w
エゴサーチできる人は勇気あるなーと思いますまじで。

あ。ちなみに、この歌詞が醸し出す負のオーラを逆手にとって、デスメタルにしてコワイオッサンがシャウトしてみてはどーでしょー。ダメですかそーですか。ふざけてすみせんっm(__)m