20年ついでに、今回は作曲という仕事について独り言を述べてみる!
作曲ってハタから見たらどうやら不思議な作業のようです。よく、どっから曲がわいてくるの?とか、のーみそどーなってるの?と聞かれますが、まぁ、のーみそはフツーです多分。( ̄ー ̄)
あくまで私個人の意見ですが、作曲というのはある程度「模倣」がベースになっているかなと。例えば、オーケストラを聴いたことがない人に、オーケストラの曲は作れませんよね。◯◯を作れ、と言われたら、今まで自分が聴いてきた様々な音楽の記憶と照らし合わせていくことから始まります。
「模倣」をそのままにやっちゃうとただのパクリになるのでw、そこで自分ならこう奏でる!と音の操作をすることが、音楽を作ることなんじゃないかなーと。
そういうことを積み重ねることで、オリジナリティーが産まれます。音の積み方には正しいレシピはあるものの、着地点は人それぞれであり、結局は聴いたインパクトが全てという…まぁ、モノ作る系ってそんなもんじゃないですかねー。
作曲かつ商業音楽をやりたいなら、とにかくたくさん、いろんなジャンルの音楽を聴き、そして聴いたものを分析して理解することをひたすらやる。手っ取り早いのは、全パート耳コピし、打ち込みでも演奏でも再現すること。できれば若い頃にやっといたほーがいいです。多感な時期に聴いた音というのは忘れないものですし、いろんな音楽との出会いが新鮮で何を聴いても楽しい時期があるもんです。
あとは、妄想力かな。このシーンや絵にはにはこんな曲が合う、とか、こーいう楽器を組み合わせたらこんなイメージができる、とか。続けてると絵を見たり話を聞いただけで、大体の音像が浮かぶようになります。映画をたくさん観ることもオススメ。でも、どういう音(音楽だけでなく、効果音も含めて)が鳴ってるのかを常に意識しながら観ることが大事ですよ!
まぁ、サラッと表面を述べるならこんな感じ?
なかなか言葉で音楽を説明するのは難しいです。だから、シノゴの言わず、あ、いいな!と思ってもらえるものを作るのが一番の説得力かなと思うのであります。
女子でもある程度マシンに強くないとイカンですのよ(°∀°)b