昔の?Cubaseの取説にしか見えないのはさておき。
これは、米のとある音楽大学に設置される「ゲーム音楽科」コースの教科書になるようです。いくつかの質問にコメントを返し、それが随所に掲載されております。知人のつてでこんなとこに載っていいんだろか。大変有り難いお話です。
教科書というより、専門書、なのかな?思ったより立派な書籍になっておりました。。他にも数名のクリエイターの方々が国内外から参加されています。チラ見したところ、いろいろ興味深そうなのですが、今英語版しかないのよね・・・知人に問い合わせしたところ、日本語版も検討されているそうです。
大学に「ゲーム音楽科」ってそんなもんあるのかと思いますが、これがたまにあるらしいんですね。(相方談)まーでも、音楽の中でもちょっと特殊な作り方ですしね。ピコピコからオーケストラまで。しかも、うちは打ち込みだけど本物に負けない、プロをもだませるように作るというところを目指しているので(もちろん生楽器を使うこともありますが、制作はほぼほぼ打ち込みなので)コンポーザー(依頼された音楽を「作曲」する)というよりもクリエーター(作曲したものをアレンジし、マニピュレートからMIXまである程度できるようにする)にならないといけない。みたいです。相方いはく。あ、コンポーザーとクリエイターの定義は、ウチで考えてるものです。
まぁ、そこまでやらん作家さんも多々おります。そんなことするくらいなら、生楽器収録いたほうが速いしね。楽譜かいてあとよろで!という方もおられます。もちろん、全然アリなのです。最終形態で作家が目指すものができることが大事なことなので。
が。
多分クリエイターになりたい、って人は、最初から最後まで自分でやらないと気がすまん、という性格なんでしょね。相方がまさにそうですし、私も、アレンジや打ち込みを人任せにするって性格的に無理です。それと、会社員だった頃から、基本全部やらされたので、仕事ってそーゆーもんだと思ってるところもあることが大きいと思います。
そういう方向でがんばってきて、最近はなんとか仕事も増えてきたので、自分たちが目指すところはそんなに世間の需要とズレてはいないんじゃないか、と。思っていいのかな。(*´Д`)=з
とりあえず、この本を読んでこの業界を目指す方のささやかな導となることができれば幸いでございます。
私と相方、教科書に載りました。w