名ミドルブロッカー引退~豊田合成トレフェルサ 北川祐介選手(1)~ | モノクロ。

名ミドルブロッカー引退~豊田合成トレフェルサ 北川祐介選手(1)~

今シーズン、一人の名ミドルブロッカーが引退しました。豊田合成トレフェルサの北川祐介選手です。


ご存知の方も多いと思いますが北川選手はブロック本数のVリーグ記録(845点(私の計算間違えがなければ))保持者です。今シーズンに前人未到の800得点を突破しました。2位の川浦博昭選手(635点(計算間違えがなければ))を大きく引き離しています。不滅の大記録だと思います。

ちなみに川浦選手は先シーズンまでは通算4位でしたが、今シーズン佐々木太一さんの記録(631点)を抜いて2位になっています。


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北川選手は亜細亜大学から松下電器・パナソニックパンサーズ(現パナソニックパンサーズ)に入団し、2005-2006シーズン(第12回Vリーグ)から豊田合成トレフェルサに移籍しました。Vリーグでの受賞歴は以下の通りです。

2004年 - 第10回Vリーグ ブロック賞
2005年 - 第11回Vリーグ スパイク賞、ブロック賞、ベスト6
2006年 - 第12回Vリーグ ブロック賞
2008年 - 2007/08 Vプレミアリーグ ブロック賞
2009年 - 2008/09 Vプレミアリーグ ブロック賞
2010年 - 2009/10 Vプレミアリーグ ベスト6

通算:ブロック賞5回、スパイク賞1回、ベスト6 2回

パンサーズ時代はキャプテンを努めました。


また、トレフェルサに所属になってからは2006年4月~2008年3月 大学生(愛知学院大学)、2008年4月~非常勤講師とバレーボール選手との二足の生活をずっと送られてきました。


北川選手は2005年2月から個人ブログ(現在はオフィシャルブログ )を書き始めています。私は今シーズンから拝読しているのですが、この記事を書くにあたり、過去の北川選手のブログの記事を拝読しました。

読んでみて感じたのは、バレーボール界の現状(特に男子)を憂い、現状を変えるためにはどうすればよいのか常に考え、行動をされているということでした。

例えばですが、大学に入学する前の空いた時間に大型免許を取得されています。これは教員となり、バレーボールの指導者となった際に選手の移動をマイクロバスで行えば費用が少なくなり、親の負担が少なくなると考えてのものです。(長野の創造学園の壬生義文監督がマイクロバスを自分で運転されている(自宅を改造した合宿所→高校への移動)のをテレビで拝見しましたが同じ考えだと思います)


引退後は母校の愛工大名電高校の教師になられます。これを契機にブログの更新はされないということですが、近い将来、高校バレーの監督として全国大会に出場される姿を拝見するのを楽しみにしています。バレーボール界の発展のため、北川選手のような考えを持った選手をたくさん育てて欲しいと思います。(名ブロッカーの育成も)


写真の数が多くなってしまったので2回に分けます。現在→過去の形で掲載します。今回は今シーズンのファイナルとセミファイナルの写真です。


ファイナル
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試合終了後 胴上げ、花束&ユニフォーム入りの大きな額縁の贈呈がありました。

写真は額縁の贈呈のシーンです。

胴上げも撮影したのですが、ピンボケ&被写体ブレを起こしてしまいました。己の未熟さを恥じるばかりです。
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3位決定戦の後 Vリーグ栄誉賞の表彰がありました。代表して北川選手がトロフィーを受贈。
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優勝決定戦の後ベスト6の表彰があり、北川選手が受賞をしました。ベスト6は2回目の受賞です。
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セミファイナル

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セミファイナルの中で私が一番印象に残っているシーンです。

北川選手は内に闘志を秘め、クールな印象があったのですが、この得点の際はコート一杯に走り廻っていました。この試合にかける並々ならない想いを感じました。
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