実施日: 2021年5月某日

 

 

【被害者でない方へ】
この犯罪への知識がない場合、以下に記載されることは常識的にまったくありえない関連付けで、非常に奇異に感じられる可能性が高いです。もしまだお読みでない場合は当ブログ記事の「集団ストーカーマニュアル」を先にお読み下さい。

こちらも常識を超えた内容となっているため、創作と思ってお読みいただいてもかまいません。ご自身がこの犯罪に行き当たったとき、このマニュアルを思い出していただき、現実に起こったこととまったく矛盾しないことをご自身で発見されるのがよいと思います。


はじめに
私も電磁波によると思われる加害(ここでは電磁波悪用傷害と呼称します)に遭っているため、今回その照射源がどこなのか調査しました。しかし私のこの分野への知識が乏しいため、今回の調査は知識の習得も兼ねたトライアルの位置づけです。

 

ほかの被害者さんの数々の被害報告から、電磁波悪用傷害 は被害者毎に手法が大きく異なっているようです。そのため本調査は私の被害のケースになることをご承知おきください。

私の被害と思しき現象は以下の通りです。

 

                                                  表1. 被害と思しき現象

1. 在宅時の体の部分的な痙攣(ふくらはぎや腕、上唇、広背筋など)
2. 在宅時の瞬間的な鋭い痛み(膝やかかとなど)
3. 就寝時の突然の覚醒
4. 就寝時の異様な悪夢(これを被害とみなしてよいかの確信はない)

※1~3は典型的と思われるため説明を省きます。4はこれまでの記憶にないほど酷い悪夢で数日続きました。比較的顕著な現象を挙げたため、ほかにも被害があるかもしれません。

調査の結果を先に申し上げると、照射源の特定には至りませんでした。しかし得られた結果から室内の電化製品が疑わしいと現時点では考えています。

調査方法
電磁波測定器(ご参考用リンク)を使って照射源を特定します。しかし私は電磁波測定器を持っていません。また電磁波をブラックボックス化されたものではなく、どういうものか知りたかったので今回は簡易的な電波強度計を自作しました(電波強度計は電波を受信したらランプなどが光って教えてくれる装置です)。

この調査で明らかにしたい点は次のとおりです。

 

                                        表2. 調査で明らかにしたい点

1. 表1の体の異変は本当に電磁波によるものなのか
2. (そうであるなら)どこから照射されているのか
3. (そうであるなら)どのような種類の電磁波なのか(使用周波数帯や強度、照射間隔など特徴の詳細)

 


今回作成した簡易電波強度計を次の写真に示します。



                図1. 簡易電波強度計

アンテナとして「ダイポールアンテナ」を使用し、それに倍電圧回路による検波回路を接続しただけのものです(この回路はアンテナで受信した微弱な電波を十分大きな電気信号に変えてランプなどの表示器に伝えるものです)。回路図などの詳細は付録に記載します。

 

アンテナによって受信できる周波数帯が決まってしまうので、本来は検討が必要ですが今回はまったく初めての試みのため決め打ちで試します。検波回路の増幅率についても同様です。


     図2. 測定時の上から見たアンテナの向き

 

なお測定の際にはダイポールアンテナを図2のように向けて測定します。このときダイポールアンテナは地面と平行になっています。


調査の実施
以下に実際に行った調査の流れを時系列で報告します。

 

1. 自宅内の調査

                                          図3. 測定点と電磁波が観測された方向

 

私の住居は図3のとおりです(間取り図のように上から見た図です)。なお階下の入居者はいません。この図中の「測定点」で測定を行ったところ、矢印の1~3の3方向で電磁波の反応がありました(もちろんこの時点では計測された電磁波が何であるかは分からないため、問題ないものか、あるいは異常なものかは不明です)。

 

この測定結果から屋外に出て計測を行うことにしました(以前から電磁波は外から照射されているのではないかと考えていたため、屋外の調査は必ず行いたいと考えていました)。

 

2. 自宅周辺の測定
自室から二階廊下へ出た瞬間にそれまで弱〜中程度の反応があった電波強度計の反応が消えました。二階廊下全域を歩き回って調査しましたが、ほとんど反応はありませんでした

 

次に生活道路へ出て測定しました。しかし図3の矢印1および2の方向にアンテナを向けても反応はありませんでした。念のため360°を測定しましたが、反応はほとんどありませんでした(アンテナの仰角を上げていき真上に近づくと反応がありましたが、これはおそらく無線や公共放送などの無関係な電波であろうと考えています)。

 

次に図3の「スペース1」全域を測定しましたが、わずかに反応がある程度でした。

 

さらに一階の廊下を測定したところ廊下内全域で強い反応がありました。廊下内にいる限りアンテナの向きに関わらず常に強い反応でした。私にはこの理由はわかりませんが、やや気になる結果です。廊下からスペース2側へ出ると反応はなくなりました。

 

次に二階の廊下を再度測定してみました。一回目の測定ではほぼ反応がなかったですが、二回目には全域で強い反応がありました。なぜ反応が変化したのか、この結果も気になるものです。

 

廊下での測定結果は気になるものでしたがひとまず置いておきます。生活道路の測定結果から、電磁波の照射源は自室内にあると考えられるため再び室内で測定を行いました(もちろんミスリードのために生活道路での測定時に加害側が電磁波照射をオフにした可能性を忘れないようにしなければなりません)。

 

3. 自室内の再調査
ふたたび図3中の「測定点」で360°の測定を行ったところ、矢印2の反応が消えていました。とりあえずこの件は保留にし、調査を続けます。

 

矢印方向にある室内の物が電磁波の発生源と考えられます。矢印1の方向には、測定点に近い順に無線LANルーター、炊飯器(IH型)、冷蔵庫がありました。矢印3の方向にはPCとディスプレイがありました。

 

これらのものが電磁波の発生源と考えられ、通常これらの電磁波が測定されることはまったく当たり前の現象です。しかしさらに詳しく調べます。

 

まずこれらが本当に電磁波の発生源かを確認するため、矢印1に関して無線LANルータ、炊飯器、冷蔵庫のコンセントプラグを抜き差ししました。すべてのコンセントプラグを抜いたとき、電波強度計の反応は消えました。ひとつずつプラグを差すと、それぞれで電波強度計が反応しましたが、このなかで冷蔵庫が最も強く反応しました。

 

あくまで仮説ですが、冷蔵庫に電磁波悪用傷害を行う装置が組み込まれている可能性を考えてみます。冷蔵庫は通常コンセントを抜くことがないので、このような装置を動作させる電源の心配が不要で好都合であろうと推測されます。

 

あるいはこれも仮説ですが、被害者はなんからの方法で電磁波に感応しやすい体質にされており、電化製品から出される一般的な電磁波レベルで体に異常が出ている可能性もあります。

 

以上の仮説を確認するため、ブレーカーを落としてみて、変化があるか実験してみます。

 

4. ブレーカーを落としたときの被害の変化の確認
以下の表3の仮説を確かめるため、ブレーカーを落として変化があるか確認します。

 

                                                                                 表3. 仮説

1. 冷蔵庫などの電化製品に悪意のある電磁波照射源が組み込まれている説
2. 自分の体が電磁波に感応しやすくなっており、電化製品の一般的な電磁波レベルで異変が出る説


実験を行った条件は次の表4のとおりです。
                                                                                 表4.  条件

1. ブレーカーを落とす(サービスブレーカー、漏電遮断器など分電盤のスイッチをすべてオフ)
2. スマートフォンなどバッテリー駆動の電化製品をすべてオフ
3. 測定点で360°測定し、簡易電波強度計に反応がないことを確認(注:電磁波が存在しないことを意味するわけではない)
4. 4時間30分の間(18:45〜23:15) 在宅し、体に異変があるか確認(※通例この時間帯にはほぼ必ず体に異変がある)


この間に感じた体の異変は次の表5のとおりになります。

 

                                      表5. 実験中 体に現れた異変

異変の種類 部位
痙攣 左足ふくらはぎ、右足ふくらはぎ、広背筋、右脇、上唇
刺すような痛み 左膝、左かかと、右手親指
 
異変の数は通例と同じか少し多いぐらいでした。よって表5の結果から客観的に有意の差があったとは決して結論付けることはできません。

 

しかし体感的には軽減を感じました。痙攣は通例 最長4〜5秒続くところ最長2〜3秒になり、刺すような痛みは(感覚的な表現ですが)通例が強とすると弱〜中程度でした。もちろん加害を調整された可能性もあるので、この軽減がブレーカーを落とした効果であると断定することはできません。

 

今回の実験結果からは仮説の肯定も否定もできないと考えています。

考察
今回の実験結果から体の異変の原因として次の表6の仮説を考えました。

 

                                                         表6. 実験結果を踏まえた仮説

1. 宅内の電化製品が電磁波を照射する加害装置として改造されている。
2. 電化製品への細工はなく、なんらかの方法で電磁波に感応しやすい体質にされている。
3. 宅内ではなく屋外から電磁波が照射されている。
4. 電磁波以外の方法(薬物など)で加害されている。
5. 加害はなく、自らの健康状態が原因。
6. その他。


※ほかの被害者さんが異口同音に話される被害状況から5の可能性はないと考えていますが、客観性のため記載しています。

 

以上を踏まえて今後の調査内容を決めたいと思います。今回の調査結果は以上になります。

【付録】

                                                       付録図1. 簡易電波強度計の回路図
参考サイト
図1のブレッドボードの写真はアンテナに近い方からひとつめのトランジスタ以降は無視していただいてかまいません(この写真はこの回路図にさらに表示器を追加しています。またACアダプタ駆動から電池駆動に変えたため、一部で結線を外している箇所があります)。

 

回路ができたら、R1の値を変化させて受信感度を調整する必要があります(かなりシビアな調整なので、固定抵抗ともっと小さい可変抵抗に置き換えても良いと思います)。R3は極端に低くなければ、あまり動作に影響しません。

                                                             付録表1.  部品リスト

購入元 品名 単価 数量 金額
電子部品販売店 ブレッドボード BB-102 300 1 300
高周波スイッチ用ダイオード 1SS277 20 2 40
積層セラミックコンデンサー 0.01μF630V 5mmピッチ 15 2 30
2回路入汎用オペアンプ STマイクロ製LM358N 20 1 20
抵抗入トランジスタ DTC114EL 10 1 10
5mm緑色LED 525nm OSG58A5111A (10個入) 200 1 200
金属皮膜抵抗 1/4W1kΩ (100本入) 300 1 300
半固定ボリューム GF063P 2MΩ 30 1 30
半固定ボリューム GF063P 1MΩ 30 1 30
LED光拡散キャップ(5mm) 白 日本製 30 1 30
カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/4W330Ω (100本入) 100 1 100
ジャンパーワイヤ付バッテリースナップ(縦型) 40 1 40
ブレッドボード・ジャンパーワイヤ 14種類×10本 400 1 400
ブレッドボード・ジャンパーワイヤ(オス-オス)セット 各種 合計60本以上 220 1 220
家電量販店 マンガン乾電池 9V形 120 1 120
ホームセンター 銅製の棒 (直径3mm) 400 1 400
100円均一ショップ プラダン 100 1 100
      合計 2370


電子パーツは秋葉原や大阪日本橋、通販などで購入可能です。金属皮膜抵抗はカーボン抵抗でも問題ないと思います。
他にホットボンド、プラスチック用ボンド、ハンダとハンダゴテ、ペンチを使用しました。

         付録表2. アンテナ仕様

項目 長さ(mm)
アンテナの直径 3
アンテナの長さ(片側) 199
アンテナ間の距離(内側の端から端) 42

 

 

(終)