本日、第24回静岡地区水難救済会の通常総会が沼津市内で開催され、所属救難所と海上保安部より総勢約30名が参加し、令和6年度事業報告・収支決算報告、令和7年度予算・事業計画、令和7年度役員人事が審議されました。
また、当DRS救難所の救助員が(公社)日本水難救済会長より海難救助活動の救助出動20回の表彰も受けました。
本日、順天堂大学医学部附属静岡病院において、減圧症に関する合同勉強会が開催されました。
当勉強会の開催は今年で14年目を迎えますが、主催の順天堂大学医学部附属静岡病院 静岡県東部ドクターヘリチーム、伊豆半島の消防、ダイビング事業者の3者とオブザーバーとして海上保安部も参加しました。今回は初めて会場での開催に加えZOOMでの参加も可能だったので、会場にお集まりいただいた方は30名強でしたが、ZOOMでは約90人(90グループ)が参加しました。
最初に順天堂大学医学部附属静岡病院フライトナース鬼塚さんから「ドクターヘリでの減圧症事案の対応―ダイビング事故チェックリストの運用と現場活動の振り返りー」のお話しをいただき、続いて伊豆半島の南部~西部でダイビング事故が発生した際に事故者の治療を積極的に受入れていただいている静岡済生会病院 石山先生から「挿管・人工呼吸で搬送となったダイバーのその後の治療と予後」についてお話しいただきました。
ダイビング事故が発生した時に連携して救助~治療にあたるダイビング事業者-消防-ドクターヘリ-受入れ病院が一堂に会して情報交換もできる貴重な勉強会となりました。
参加していただいた皆様、ありがとうございました。