ライ、深夜の救急病院で緊急手術⑨ の続き、最終回です。
今回のことを通して、ライはいろいろなことを教えてくれました。
食べることは、生きる力そのものだということ
ココロのダメージはまずカラダが引き受けて、
時間差で押し寄せるということ
本当に必要な人に、必要なものは届きにくいものだということ
そして何より、
家族として暮らしてきたライの存在感の大きさ
子どもの頃から犬を飼うことが夢でした。
ライが来てくれたことで、その夢は叶いましたが
犬と暮らすということは
先にいなくなってしまうことを常に受け入れながら
今を大事に生きる覚悟なんだと知りました。
悲しいけれど、犬の方がいつか先に逝く。
逆だったらライちゃんはひとり残されて困るでしょう?
口では息子氏にそう言っておきながら、
どういうココロとカラダの動きが起こるのか
わたしは全くわかっていなかった。
ライはそんなわたしに、心づもりしておきなよ、って
リハーサルをさせてくれたのかもしれません。
何も救いにならない時もあるかもしれない、
かなしみつらさに慣れることなんてきっとない、けど、
わたしはひとりではないってことも
ライは教えてくれた。
元気になってくれて、ありがとね、ライちゃん。
痛い思いさせちゃって、ごめんね。
もう少し、一緒にいようね。






