チキチキ大島ツアー 2日目 4 完結編

　チキチキ大島ツアー 2日目 3 　の続きです。

続いて樹齢数百年のご神木があるという薬師寺へ。

苔むした感じが風情のあるこの一帯、

不思議な生え方をしている木が多いようす。

日差しは入るところもあるのですが

隣同士で葉っぱが重ならないように枝を伸ばしています。
見事な叡智

冬の森に赤い実があるって、とても安心する。
寒いばっかり、つらいばっかりじゃないよ、って気になります。

薬師寺を出て、遅めのランチタイム。
元町港に戻り、前回と同じ「かあちゃん」で
鼈甲寿司と伊勢海老のお味噌汁をいただきました。

魚はメダイかな？ あっさりして歯ごたえのある白身でした。
カンパチと違って、これもまた違ったおいしさ

〆に島の原材料を使ったアイスクリームを。
明治時代に酪農が盛んだった大島、
今もわずかですが牛乳が生産されていて
土産物や郷土料理などに使われています。

王道のミルクも捨てがたいけど・・・
島の名産パッションフルーツに決定！

唯一ミルクを貫いたひろみちゃんは
砂糖不使用、塩だけで甘みを引き出した小豆をおかわり。
寒くなければトライしたんだけどなぁ・・・　

次回のお楽しみにとっておこう。

アイスを食べると、もう船の乗船時間。

風が強いので岡田港からの出航です。

朝の防災無線で確認しなくても、立ってるのがやっとの風じゃ

元町港からは出ないわね・・・

ジェット船に乗り込むと、船窓には派手な波しぶきのあと。

案の定、海も荒れてるようです・・・

さて出航。酔わずに着きますように！キャプテンお願いします

ちょっとウトウト・・・　目が覚めたら、そこはもう熱海だった。

心地よい揺れでした、たぶん（経由港で停泊したのも覚えてない・・・）

旅行を仕事にした時期を経て、38か国を訪れてみて、

どこに行くか、も大事だけど

誰と行くか、はもっと大事だと思っています。

人生は旅のようなもの、とも

Travel is Trouble　とも言われますが

誰と一緒に行きたいのかを

からだごと吹きっ晒しで試されたような2日間でした。

（三原山の火口に柵がなかったらほんとに飛んだ）　

濃厚だったけど、記憶が薄れる前に全部残しておきたい、

そんな旅でした。
 

今回、このおふたりと一緒にいろいろなものを見られて

ほんとうによかった。

調布の飛行場で会ってから丸2日間、車中でも布団の中でも

それでもまだまだ話し足りなくて、熱海でお茶してまた話したね。

旅の楽しさって、お互いを知ること、

いつもと違った顔を見られることでもあるよね。

デーモン閣下は蝋人形の館の前振りだったんだ！

説明されるまでわかんなかったー　とか（笑）
 

そして心づくしのホスピタリティと

ちょいちょい自分が一番楽しんでる感じのバランスが絶妙な

グローバルネイチャークラブの ギバさん　こと

ネイチャーガイドの柳場潔さんには

今回も大島の魅力を言葉で背中でたっぷりと教えていただきました。

このひとが好きなところなら、きっといいところだよね、大島。

そう思う方です。

ギバさん、ありがとうございました

ギバさん、この左手は・・・？(;・∀・)

次回の旅に続く～