建吉さんを送った冬のこと④ | ~ココロとカラダをリラックス~ 旅するように暮らす、PBMトレーナー日記

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リンク 建吉さんを送った冬のこと③ の続きです。

 

 

建吉さんが亡くなる前日の午後、

みね子さんはいよいよだと感じたのか、

写真集の編集長をしてくださった方を

お呼びして、小一時間ほど、

建吉さんの部屋でみね子さん、わたしと3人で

話していました。

 

末期の肝臓がんでは意識が朦朧として

昏睡状態になることもあるようですが、

建吉さんに限っていえば、眠っていることはあっても

意識が混濁している様子はあまり感じられなかった。

 

少なくとも編集長さんがいらしていた小一時間ほどは

頭まで布団をかぶって

背中を向けていたけれど

目を見開いていたのをわたしは知っています。

 

 

 

ひとはいつ、自分の残り時間を正確に知るのだろう

という問いが、

あの日からずっとあります。

 

 

病院ではもう手の施しようがない、と自宅に戻ってから

息子氏の、子どもの根源的な生きるパワーに巻き込まれて

建吉さんは自分の置かれた状況を

もしかして忘れてたんじゃないか

 

そして、あの訪問がきっかけで

自分の持ち時間が本当に、あとわずかなんだと悟った(思い出した?)ような気がしてならない。

 

 

確かめようもないけれど

お線香あげるたびに、ほんとはどーだったの?と

聞いてみたくなるのです。

 

リンク 建吉さんを送った冬のこと⑤  に続きます。