ぺピコソウ |  ううぉ・おた・あまん ( ウ・ウォー・ター・マン ) の  癒し系で良ログの予感

ぺピコソウ





 
最近タモリさんと食事をする機会があった。
 
僕は前から訊きたいことがあったので、それをこの機会に訊いてみた。
 
「今の出演番組を一つにするとしたら何にしますか?」である。
 
要はどの番組を一番大切に思っているかを知りたかったのである。
 
回答のほうも、もちろん僕は前から想像していた。
 
本命は、もちろんタモリ倶楽部。
 
対抗いいとも。
 
穴でブラタモリ ^ ^ 。
 
しかし返ってきた回答に僕は驚いた。
 
関係者がこの記事を見ていたらまずいかも知れないが言ってしまおう ^ ^ 。
 
タモリさんは迷うことなくミュージックステーションと答えたのである。
 
僕は思わず「えっ」と言ってしまった。
 
するとタモリさんは、「そんなに驚くことかよ」と言いつつも、
それが他人からは意外であると思われるのを分かっているかのように笑った。
 
「なぜですか?」
 
「うん、僕はジャンルで言えばお笑いってことになるんだろうけど、
基本はエンターテインメントというものに憧れてこの世界に入ったんだよね。
マイナーな趣味を題材にしてバラエティーにしてるタモリ倶楽部やブラタモリ、
ベタなお笑いを提供する笑っていいとも、ドラマでは世にも奇妙な物語、
どれもエンターテインメントだし、もちろんどれも好きでやってるんだけど、
やっぱりエンターテインメントの王様は、僕の中では音楽なんだよねー。」
 
なにか周りの空気が緊張感を帯びるほどの真面目な語り口。
 
しかし、それを察してか、
 
「俺、今でも歌手目指してるしー。紅白に出るのが夢だしー。」
 
と、ジョークで場を和ましてくれた。
 
いや、たしかにジョークではあったのだが、意外と本音だったのかもしれない。
 
振り返ってみれば・・・・・。

ナイナイと共演していたジャングルTVという番組も、
初期の頃はどちらかというと、バラエティー色よりも音楽色のほうが強い構成になっていた。
 
いいともも、ちょっと前まではオープニングが歌から始まっていたし、
昔のテレフォンショッキングなんかはゲストに「友達の輪」の歌を歌わせていた。
 
芸能界に入ったきっかけも、ジャズピアニストの山下洋輔さんとの出会いだ。
 
早稲田大学在学中はモダン・ジャズ研究会に在籍し、トランペットを演奏していたらしい。
 
あまり知られていないが、作詞家という顔も持っている。
 
自分の豪邸に、最高級のAVを揃えた大きなホームシアターがあるのは有名な話だ。
 
「でもね、タモリさん。
ぶっちゃけて言いますけどね。
ミュージックステーションって、なんか、やらされてる感を強く感じるんですよねー。
他の番組みたいに自由に楽しんでるって感じがしないというか・・・・・・。」
 
「ほんとぶっちゃけるね、君 ^ ^ !?」
 
ただ、ミュージックステーションに拘りがあるわけではないらしい。
 
音楽番組を一つは絶対に持っていたいとのことだった。
 
人の本音は、訊いてみないと分からないもんだなーと思った麻布の子一時間であった。