Startup Weekendの振り返り - 第2弾 | UWC ISAK 生活日記

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UWC ISAK Japanの生徒による非公式ブログです。
「一度しかない人生。自分の個性を生かして思い切り生き、自らの立つ場所から世界を変える。(UWC ISAK Japan Webより)」

ISAK生活日記の愛読者の皆様、こんにちは〜!

あぷりこっとです。

 

ISAKは昨週から、秋休みに入りました🙌 

私は帰国せず、寮に残っているのですが、学校側が用意して下さったパラグライダーに乗ったり、草津温泉へ行ったりと、日々充実した時間を過ごしています。

 

本日は「Startup Weekendの振り返り」第2弾です。

これからもSW参加者たちのブログが、続々と投稿される予定なので、乞うご期待!

 

 

ではでは、本題に移りたいと思います。

私がSWで学んだことの大きさは、計り知れないのですが、今回は特に3点に絞って、お話しさせていただきたいと思います!

 

① その熱意が人を動かす

 

屋根先輩も言及していましたが、優勝したチームのリーダーは、その分野を心から愛し、情熱を注ぎ、既に日本各地を巡り、経験を積んでいる、高校生の女の子でした。

あの、輝きに満ちた眼差し、真剣な表情、心に訴えかけてくる堂々としたスピーチ。

会場全体が、彼女の熱に当てられていたと思います。

胸に迫り来るものを感じました。

 

「人を感動させるのは、

 言葉ではなく、

 経験に基づく信念である。」

 

これは、ISAKの生みの親であり、敬愛する小林りんさんのお言葉です。

 

一時の感情ではなく、その人独自の実体験に裏付けられた圧倒的なパッションと問題意識。これが人を動かすのだと。

改めて痛感させられた出来事でした。

 

 

➁ ビジネスって難しい!

 

これまで「プロジェクト」という形でアクションを起こしてきた私にとって、ビジネスモデルを作り上げるというのは、ひとつ大きな挑戦でした。

何故なら、プロジェクトは、社会問題解決のための行動であり、そこに利益を求めない場合が多いですが、ビジネスを回していくには、そこにニーズ、又はインセンティブが明確に存在しなければいけません。

 

社会的需要と、私たちの社会をより良くしたいという想いが交わる点。これを探し出すのに、大変苦慮しました。

また、その点を見出したと思ったら、既に幾つか酷似のビジネスが存在していたり真顔

 

二転三転ならぬ、数百転しながら、独自性を見出すことで、他との差別化を図り、改良に改良を重ねました。

 

プロジェクトとビジネス。この似て非なる2つの違いを、現時点で経験できたことは、後の大きな財産になると思います。

 

 

③ No Talk, All Action

 

私達はよく、語り合っただけで、満足してしまいがちです。

SWに参加する以前の私が、その典型例でした。

しかしTalkだけでは、この世界に溢れる社会問題は解決されていきません。強い熱意があれど、実際にActionを取っていかないと何も始まらないのです。

 

また、憶測だけで物事を指し図ることも、非常に危険です。

私たちのチームは「日本の教育」に焦点を当てていたのですが、実際に3日間、実際に現場の声を聞き、仮説検証を繰り返す中で、その仮説が裏切られることもしばしばありました。

 

また、教師からの視点を得る為に、以前の中学校の先生方からの実際の声を伺ってみると、教員不足や過労働といった問題から、新しい制度を導入する余裕はないということも見えてきました。

このように、実際にアクションを起こすことで初めて得られる、視点や新たな課題も数多く存在します。

 

しかしながら、行き当たりばったりのアクションでは、頓挫してしまう場合が多いです。

考え話し合い、そして実際に行動し、振り返り、改善する。

アクションベースであることを念頭に置きつつ、TalkとActionバランスを保つことが、様々な活動を行っていく上で、要になると感じました。

 

 

SWの翌日から始まったプロジェクトウィーク。考えやパッションをアクションに繋げることが習慣化されていた私は、その期間を有効に活用することが出来ました。

3日間という大変短い期間でしたが、SWは、私のマインドを大きく変えてくれました。

 

これからも、この3日間での学びを決して忘れず、胸に刻み、ISAKでの日々を過ごしていきたいと思います!

何ものにも代え難い、貴重な経験をすることが出来ました。

 

改めまして、長期に渡り準備に奔走して下さった運営の皆様に、深くお礼申し上げます。

 

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございます!
それでは、皆様の毎日が穏やかな幸せで満ち溢れますように。

 

※ 追記

前回、ブログを投稿した際、なぜ「あぷりこっと」なの?

と度々ISAK生に尋ねられたのですが、

敬愛する津田梅子さんの"梅"から捩っています。

plumじゃない? と思われた、そこの貴方!

..... そこは目を瞑っていただけますと幸いです。笑

 

あぷりこっと