第1641回  鉄道写真はAFでホンマに大丈夫か? ③ | ちょっと上を行く鉄道写真を撮る方法

ちょっと上を行く鉄道写真を撮る方法

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【失敗しない鉄道写真伝道師】うわじま6号です






神戸電鉄 5000系  普通 ハッピートレイン
神戸電鉄 有馬線  唐櫃台~神鉄六甲
平成三十年  十二月
キャノンEOS1V HS
EF200mm f 2.8 L Ⅱ USM
1/250秒  f 4  マニュアル露出 (M)
AIサーボAF  一枚撮影
フジクロームベルビア50(RVP)
PLフィルター使用
手持ち撮影





筆者は現在でも

フィルムをメインとしていることもあり

そのフィルムカメラで撮影する場合

ピント合わせの九割以上は

マニュアルフォーカス(MF)を使いますが

唯一オートフォーカス(AF)を使う

例外的なシチェーションもありまして

それが ↑ の写真です





ご覧のように迫って来る列車を

真正面からタテ位置で狙う場合は

カメラの動体予測機能が威力を発揮するシーンで

列車が移動するスピードも

この場合ファインダーでは遅く見えるため

これならわざわざ連写しなくても

撮影者はシャッターのみに集中できるなど

メリットも多いことが特徴です


























北条鉄道 フラワ2000形
北条鉄道 北条線  粟生~網引
平成三十一年  二月
キャノンEOS5D MarkⅢ
EF300mm f 2.8 L USM  
1/640秒  f 4  マニュアル露出(M)   
AIサーボAF  高速連続撮影
ホワイトバランス 日陰
ピクチャースタイル スタンダード
ISO1600 (マニュアル)
三脚・レリーズ使用
※ 六枚とも




ではタテ位置の正面アップ撮りで

AFが完璧に機能するのか

それを検証したものが

↑ に掲げた六枚です





アウトカーブから

列車のカオをタテ位置で

正面がちに狙ったものですが

六枚をパッと見た感じでは

どれもピントは合っている印象です






一枚目を拡大・・・




二枚目を拡大・・・




三枚目を拡大・・・




四枚目を拡大・・・




五枚目を拡大・・・




六枚目を拡大・・・





↑ は先の六枚を拡大したものですが

ご覧のようにすべてのカットで

列車にピントは合っており

こうしたシチェーションでは

AFが積極的に使えることを

皆さんも実感できたかと思います





個人的にはマニュアル派なので

あまりAFはオススメしませんが(笑)

AFの特徴をしっかり理解したうえ

MFと使い分けることを含め

ハイテクを上手に使いこなすことは

撮り鉄にとって必須項目

技術を向上させるためにも

しっかり取り組みたいですね





最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

【失敗しない鉄道写真伝道師】 うわじま6号



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