「真実はいつも1つ」と

名探偵コナン君の有名なセリフがありますが

 

私はコナン君とは違って

真実は人の数だけあり

「事実が1つ」だと思っています。

 

あなたはどうでしょうか。

 

話は変わりますが

先日、本屋さんに行った時

「座右の寓話」という戸田智弘さんの本が

山積みされていました。

 

もう、何年も前に買って読んだはずなのに

表紙がリニューアルされていたので

またまた買ってしまいました(笑)

 

が、

 

新鮮な気持ちで読むことができました。

以前はあまり気にならなかった話が

今回は心に響くことがありました。

 

この本の中で

「六人の盲人と象」というお話があります。

 

 

六人の盲人が象を触って正体を探るという話です。

 

一人目の盲人は「象はヘビのようなものだ」と言い、

二人目の盲人は「象はうちわのようなものだ」と言い、

三人目の盲人は「象は木の幹のようなものだ」と言い、

四人目の盲人は「象は壁のようなものだ」と言い、

五人目の盲人は「象はロープのようなものだ」と言い、

六人目の盲人は「象はやりのようなものだ」と言い、

それぞれの盲人は長い間大声で言い争った。

 

という話です。

 

 

本当の象を(事実)知るためには、

それぞれの人の真実(見方)が必要になのですが、

 

それぞれの人が

自分が正解だと思い込んでいて

それがぶつかって言い争いになっていますよね

 

このように

日常でも、

私達は物事に対して

どうしても自分の視点だけで

理解してしまう傾向があります。

 

あなたは

人と意見や考え方が違うことによって

争ってませんか?

 

あなたが今、誰かとぶつかっているなら

自分の視点だけになっているのかもしれません。

 

 

私自身もパートナーとの会話や

親しい友人との関係で

ぶつかったことが多くありました。

 

両者とも自分の真実を伝えているので

互いの正しさと戦いになってしまいます。

 

このような時は、

客観視できる人

冷静な意見をくれる人

その経験を乗り越えている人の

意見を参考にすることをおすすめします。

 

自分が信じていることに対して、

「こういうことじゃないの?」と

違う意見を言われても

 

「そうなんだ」と

色々な視点から見ていくようにしましょう。

 

そうすることで

本当は何が大切なのかに気づいたり

解決の糸口が見つかっていきます虹