大林宣彦監督が撮るAKBのMVと言う事でいつもの大林組の映画スタッフが集合しました。
まるでいつもの大本編のようにです。
AKBのメンバーもスタッフも緊張されていました。
僕も美術スタッフの一員として参加しましたが、監督から大久保ちゃんは縄文人だねf^_^;と言う事で大島優子さんとの縄文人の父娘のシーンを撮る事になりました。
どうぞその勇姿はMVでご検証下さい😅
主役は渡辺麻友さんと松井珠理奈さんのWセンターでした。
ロケ地は新潟県長岡市内の博物館、水道公園、長岡造形大、山古志村などでした。
天気はあまりよくありませんでしたが、水道公園の土手で歌うシーンは直前まで雨が降っていましたが、撮影直前に雨は上がり大林監督のヨーイ！スタート！の声がかかりそして無事OKになりました。映画の神様が味方してくれた瞬間です。
その後に土手の斜面で渡辺麻友さんが仲間と一緒に手紙を読むシーンがあったのですが、僕が持ち道具の手紙を持って行った時「渡辺さん」と言ったら渡辺さんが「わたしです」と言ったので、はい！と言ってお渡ししましたが、いやいや映画ヤでもAKB神7は知ってますよ(^^)
多分渡辺さんは、映画ヤのむさ苦しいオジサンたちはメンバーの名前は知らないと思われたのかも知れません。そんな事はありませんよ。でも優しくて真面目な方でしたね。
いま考えるとこの当時のMV選抜メンバーは前田敦子さん以外は全ていらっしゃってAKB黄金期のベストメンバーでした。
僕は別段AKBのファンでもなかったので緊張する事もなく、その後の撮影もファンの方々が羨むようなメンバーの間に入って持ち道具やら出道具などを渡したりセットを組んだりしていました。
温泉のシーンでも中に入り雨降らしもしていました。
そんな中渡辺麻友さんは一所懸命役作りをされていましたね。
引退のニュースを聞いた時、あれだけ一所懸命仕事に取り組んでいらっしゃった方だから心身共に疲弊してしまったんじゃないだろうかと思いました。
いまは、身体を休めて下さい。
そしてまた新たな世界でご活躍される事を祈っています。
So long！
