配偶者から離婚を切り出されて家庭を再構築したい、復縁したいと望んでいる場合に考えなければならない事、どうしても複雑に絡んでくる事、についていくつか書いてみたいと思います。
まず基本的に復縁したいと考えている人は、復縁が目的ですから財産分与などについて考える事はほぼないと言っていいでしょう。
そしてこの点は特に問題はないので考えなくてもいいと思います。
考えなければいけない点は、連絡の頻度だったり、婚姻費用だったり、子供との面会だったり、という点です。
連絡の頻度は多過ぎてはいけないですが、もし配偶者や子供に突発的な何かがあったりする可能性がないとは言えないので連絡が取れない状態にしてはいけないですし、返信が遅くなるような事もないようにするべきです。
婚姻費用に関しては払うべきものではありますが、多く払えば離婚を回避出来るというものでもなく、少なく払えば配偶者からの印象が悪くなる、という要素があります。
特に自身の生活を考えればいくらでも払えるという人は少ないでしょう。
子供との面会に関しては配偶者が普通に対応してくれればいいですが、そうならない場合も多いです。
配偶者と連絡が取りづらいという場合であれば子供との面会の話自体出来ない状態でしょうし、子供との面会は切り札のようなものですから、離婚に応じてくれれば面会させると言ってくる場合もあるでしょう。
連絡や婚姻費用はしなければならないものだが程度を考えなければならない、子供の面会は権利はあるが相手の事を考えなければならない、という事になってしまうのです。
復縁したい人からすれば理不尽な話となるでしょう。
確かに一般論で考えても相手にだけ都合の良い状態と言えるでしょう。
けれどこういった事は乗り越えないといけない部分で正しく対処しないと離婚を近づけてしまって、復縁を遠ざけてしまう事になるのです。
こういったご相談も復縁屋の探偵の事務所ではお受けしております。
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