一部の方をがっかりさせてしまうかもしれませんが、探偵という職業は万能ではありません。
探偵＝なんでも調べられる、というような認識を持っている方もいらっしゃるようですが、確かにどんな事でも調べる事は可能ですが情報の精度によっては結果が出ないという場合もありますし、情報量が少ない場合それを労力で補わなければなりません。
ですから一部の人が考えている探偵＝なんでも手軽に調べられる、という認識は間違っているとしか言えないのです。
例えば住んでいる場所が市区町村までしかわからない、会社は業種しかわからない、携帯番号もわからない、現在の写真を持っていない、SNSもやっていない、名前と生年月日しか知らない、という状態の人が人探しを依頼するとします。
まずこの状態であれば必ず見つかると言い切ることは出来ません。
何故なら情報が少なすぎるのと情報の精度も怪しいからです。
仮に引っ越ししていたりすれば調査は一からやり直しになります。
調査をするにしても一定の場所を何度も調査する必要がありますし、該当する会社を探して全て調査したりする必要もあります。
また大量に写真を撮って依頼者に確認してもらうという作業も必要です。
単純に情報が少なく精度も低いという事は調べる事自体は出来るが相当な労力が伴うという事態になってしまうのです。
そして労力を伴うという事はその分金額がかかってしまうという事になるのです。
ここで一つ言わせて頂きたいのが、復縁したい人で相手の情報がないのに復縁屋に依頼を考える人がいます。
先に書いたように労力を使えば相手の事を調査する事は可能でしょう。けれど復縁以前の人探しの段階からかなりの金額がかかってしまう事が予想されます。
けれど復縁したい人で相手の住んでいる場所が市区町村までしかわからない、会社は業種しかわからない、携帯番号もわからない、現在の写真を持っていない、SNSもやっていない、名前と生年月日しか知らない、という状態の人に限ってお金がかかる想像が出来ないのです。
この情報量で復縁まで10万円くらいかかりますか？みたいなことを言われるのです。
言っては悪いですが経費や人件費のごく一部すらに足りない金額を平気で高額のようにいえる人って常識がないと思います。
むしろ常識がないから相手の事をよく知らないまま別れるのです。
こういった方は復縁の前に一般常識を身に着けるべきだと思います。
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