復縁したい人の話を聞いていると相手の気持ちを取り戻したいのか、相手との関係性さえ形上続けばそれでいいのか、全く考えていない人が多い事に気付きます。
これは関係性を無理にでも続ければ勝手に気持ちはついている、気持ちがあるから無理に関係性を続ける事が出来る、という勘違いが基になっているケースと本当に何も考えずにただ別れたくないから言っているケースと二つのケースに分かれます。
しかしどちらのケースであろうが相手の気持ちを取り戻すことは出来ないので復縁出来る事はありません。
ですから復縁したいと望む人は、自分が復縁に何を求めるのか、その為にはどうしたらいいのか、もっとしっかり考える必要があると思います。
こういったケースで一番わかりやすい例えが離婚です。
相手の気持ちが離れてしまって修復できない状態だから離婚を切り出される訳です。
この場合それこそ相手の気持ちを取り戻す為にどうにかしようとするのが復縁です。
ところが相手の気持ちを取り戻すのではなくどうしたら離婚を回避できるかと考えるのが復縁したい人です。
言ってしまえば、相手の気持ちを取り戻すように努力するのではなく、離婚を回避する事に努力するのです。
けれど離婚を回避するってどういう事かわかっているのでしょうか?
相手の言い分を聞かずに自分の望む通りにしたいという事です。
また離婚を回避したいのであれば不受理届を出して相手の言い分を一切聞かなければ引き延ばす事も金銭的に兵糧攻めなどをすれば場合によっては回避することも可能になるでしょう。
この場合離婚の回避は可能だとは言えますが、相手の気持ちを取り戻す事は出来ないどころか、相手から嫌われる、相手に恨まれる、となるでしょう。
要は離婚を回避する為に努力するという事は相手の気持ちを取り戻すという事と正反対の行動であるという事です。
別に離婚すれば相手の気持ちが返ってくるとは言いません。
ただ相手の気持ちを取り戻す事を考えている人と何とか別れを回避して形だけ取り繕おうと考えている人では得られる結果が全く違うという話です。
復縁したいと望む人はこういった事もきちんと考える必要があるのです。
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