復縁相談をお伺いしていると、相談者が自分なりに出来る愛情表現はしてきたつもり、相手を満足させるよう頑張ってきたつもり、と言われる方がいます。
そして別れたいと言い出した相手に対して「不自由や心配をかけてしまった事への考えられる限りの謝罪の言葉や、相手への想い、また、相手無しでは今後の人生を考えられない旨、二人の今後をしっかりと建て直していく覚悟を伝えた」が受け入れられなかった、と言われます。
実際に相談者の方が相手の方を愛していないとは感じないですし、大切にしていないとも感じません。
別に相手の方が浮気している訳でもないですし、相手の方が完全に嫌いになっているとも感じません。
けれどそういった状態にもかかわらず、相手の別れるという意志は固いですし、相談者が伝えようとしている話も伝わる気配がありません。
そして相談者の方はどうしたらいいかわからない、となってしまっています。
しかし復縁相談を受けた復縁屋からしてみれば、何故そうなってしまったのかははっきりと分かります。
今回はこういったケースについて書かせていただきたいと思います。
まずはっきり言ってしまうと愛情表現というものをはき違えている事で相手の心に寄り添っていない事が問題となります。
ほとんどのケースにおいて、相手のワガママには答えていた、金銭的に不自由させていなかった、相手に迷惑は掛けていない、という上でギャンブルや暴力、浮気等も無かった、と言われます。
確かに悪くはないでしょう。
いい事だと思います。
しかし相手はそれだけを望んでいたのでしょうか?
お付き合いされたという事は、二人でいたい、二人で支えあいたい、という事ではなかったのでしょうか?
相手が別れを切り出してきた理由は、二人で支えあえない、自分に頼ってもらえることはない、自分に気持ちを話してくれることはない、寂しさを我慢していたからではないのでしょうか?
相手の為と形に拘るあまり、一番大事な心に触れてこなかったのが原因ではないでしょうか?
金銭には問題はなかったのかもしれません。
生活にも問題はなかったのかもしれません。
けれどお互いの心の交流、お互いの心のコミュニケーションは満足に取れていたのでしょうか?
相談者の話を聞く限り、相手を大切に思う気持ちを形で表そうとするあまり、一番大事な心や思いやり、信頼というものを見失ってしまっているケースばかりです。
二人にとって大事だったのは、形ではなく心だったはずです。
その心に寄り添えない事が原因で相手が別れると言い出したのに未だに心について話し合いをするのではなく、形について話し合いたい、と望んでも意味はない事に気付かないのでしょうか?
恋愛とは信頼関係であり、心の繋がりです。
それを形でどうにかしようとしても出来ない場合は多いです。
心の問題は心でしか解決できないのです。
その点をきちんと理解する必要があるのです。
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