金銭と感情に関わる事なのですが自覚していない方が多いのでその点について書いてみたいと思います。
何かしらの原因があって二人の関係性に金銭が発生したとします。
例えばそれが慰謝料でも借金でも養育費でもなんでもかまいません。
何かしらされた側には、受け取って当然の権利がある訳ですから金銭を受け取ること自体に問題はありません。
ほとんどのケースにおいて金額が決まっていないにしろ金銭の授受をしなければならないこと自体は心情的にも現実的にも理解している事が多いからです。
ここで考えて頂きたいのですが自分は何を目的とするのか、という事です。
考えられる範囲で最高の結果、最高額を得たいという人は、相手の意思や考えなどは無視する訳ですから相手を敵に回す覚悟が必要ですし、相手に嫌われることもいとわず自分にとってのいい条件というものを突き付けなければなりません。
一般的な相場くらいは必ず得たいと考える人は、話し合いなどで円満にいけばそれで構わないし、それで相手が納得いかないと揉めるなら揉めるで構わない、裁判をしようが一般的な相場を得ることが出来る訳だから、という考え方を持っています。
相場などは下回っても構わない、相手の気持ちを損ねたくないと考える人は、相手の気持ちを尊重しながら対応しなければならないので金額の折り合いには気を付けなければなりませんし、相手の気持ちを尊重する結果、自分の望む結果の通りになり辛い事を理解しなければなりません。
自分がどういった考え方を持って何を目的にするかによって対応は考えなければならないという事です。
しかし復縁したいと望む人の話を聞いていると考えられる範囲で最高の結果、最高額を得たいと考えながら相手の気持ちを取り戻して復縁したいと望んでいます。
相手の気持ちを考えず自分に一番都合の良い形を望みながら同時に相手の気持ちを得たいという都合の良い考え方です。
二兎を追うもの一兎もえず、という諺がありますが、まさにその状態になってしまっているのです。
それではどうにもならないのではないでしょうか?
もしご自身で復縁を目的にされている人がいるのであれば、相手の気持ちを無視して考えられる範囲で最高の結果、最高額を得たいという考え方はおかしいと気付かなければならないのです。
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