何故そういった事を言うかと言うと復縁したいと言いながら到底そうは思えないような行動をとられている方が多いからです。
相手のためとか言いながらその実自分の事しか伝えない、意識してやっているのか無意識でやっているのかわからない上から目線、結局のところ自分の都合でしか動かない、相手の意見を聞くと言いながら自分の意見ばかり言う、自分可愛さに本当のことを言わず都合のいい事しか言わない、等本当に相手の事を思っているのかと疑問に思うような誠意とは正反対の行動をとられています。
これが自分勝手な人で自分が一番可愛いと考えるような人であれば復縁が出来ないだけですから仕方ないことであると言えるのかも知れませんが、本当に復縁したいと考えていて相手の事を考えたいのにどうしても出来ない、という人であれば大問題です。
こういった人は本当に甘い考えの持ち主であるか、大人の発達障害である可能性が高いです。
発達障害とは、衝動的な行動をとることがある「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」や、対人スキルや社会性に難のある「自閉症」と「アスペルガー症候群(AS)」、特定能力の習得に難のある「学習障害(LD)」などの総称です。
人との距離がとりにくい
感情が激しやすい
人の気持ちがわからない
環境に適応するのが難しい
忘れっぽい
計画性がない・・・等
こういった特徴を持つ人の多くが、軽度の発達障害を持っているという事実は臨床家の多くに知られています。
脳がつかさどる情報処理能力が万遍なく発達している人はいませんが、多くの人は生得的な能力のばらつきを補いながら生活をしています。
しかしながら、このばらつきが大きすぎる場合、勉強をしたり、集団生活をしたり、企業で働くとき、あるいは生活すること自体に支障が出てきます。
このばらつきの大きい人たちを指して軽度の発達障害があるというのです。
生得的な情報処理能力のばらつきは、将来にわたってその特徴は薄くはなっても完全になくなるということはありません。
しかし、なるべく早期に自分の脳の特徴を知り対応していくことで、生活をしやすくするとともに、「二次障害」を防ぐことが出来るようになります。
もし本気で復縁したい、と考えているのに自分はダメだ、能力がない、努力ができない、だらしない、キレやすい、ほかの人とは違う、などと思ってしまう場合は医師の診断を受けてみるのも復縁への近道になるかもしれません。
治る事が無いからと諦めてしまうのではなく、正しく自身と向き合う事で付き合い方というものが見えてくるのです。
注意欠陥・多動性障害(ADHD)であっても幸せな恋愛をしている人はたくさんいます。
ですから諦める必要はないのです。
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