夫が戻ってきた。
わたしも前を向いて頑張る、と決めた。
 
 
でも
フラッシュバックが起こらなくなった
わけではない。
 
 
 
そもそも
自分の意志とは関係なく、
起こるときは起こる。
 
 
 
 
クズアホババァの家に向かうところ
セックスしているところ
家の中で過ごしているところ
腕枕しているところ
ババアが甘えているところ
 
 
 
セフレと待ち合わせしてるところ
車に乗ってるところ
ホテルに二人で入るところ
セックスしているところ
 
 
 
発覚したとき、
夫に事細かに聞いたことが甦る。
なるべく考えないようにしても
どうしたって
頭に浮かんでくるときはある。
というか、ほぼ常に頭の片隅には
モヤモヤと存在してる。
そこに焦点が合ってるか合ってないか、の差であって
消えることは無い。
 
 
 
発狂しそうになる。
 
 
 
それまでは
(仮面夫婦を始める前までは)
フラッシュバックがおきたら
すぐに怒り狂う、責め立てる、
罵る、暴力、だった。
 
 
 
 
夫が戻ってきてからは
時が過ぎるのを
じっと待ち耐える時もある。
どうしようもなくて
夫に訴えることもある。
LINEで文字にして伝えることもある。
 
 
 
わたしは、辛い、苦しい、悲しい、嫌だ、
とかそういうのをなるべく前面にして。
 
夫のせいだ、恨んでる、憎んでる、どうしてくれるんだ、
とかは、なるべく出さないように。
 
″なるべく″だ。
 
罵るわけではないけど、
感情的になってしまうことも
やっぱりある。
でも、そこで気を付けてることは
その時の夫の反応に、左右されすぎないこと。
望んでた反応をしてくれなくても、引きずらないこと。
 
 
 
許す=
完璧に責めない
浮気のことを話さない
理想はそうなのかもしれないけど
そこまでは、できなかった。
 
 
戻ってきて家族をもう1度やり直す
=浮気を許す
って感覚ではわたしはなかったように思う。
 
 
以前、コメントでくださった方もいた。
許すとか許さないとか
考えられない、考えてもわからない。
ただ、今を生きる。
日常の毎日を重ねる。
それだけ。
 
 
夫もよくそう言う。
ただ、今を生きたい、と。
 
わたしにできることも
今を生きること。
 
 
 
この先、
 
落ち着いて振り返り
話し合うのかもしれない
 
このままなかったことに
なるのかもしれない
 
耐えられなくなり
別れる日がくるのかもしれない
 
それはわからないけれど。
 
時間の経過と共に
感じ方も変わるかもしれないと思っている。
 

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