冷静になったりヒートアップしたり
繰り返しながら話し合いは続いた。
もっともっとわたしと子どものためにこれから頑張って。
100億倍頑張って。
…100億倍ってどれくらい？
がんばりたいけど、どうしたらいいかわからないよ。
何度話しても
何を話しても
もう堂々巡り。
だってどれももう話したことだらけ。
当たり前。
分かってるけど止められなくて終わらない。
気づくともう夜だった。
子ども達迎えに行ってきて。
ちょっと休んでるね、
わかった。
子ども達を迎えに行き、
自宅に着く。
俺、寝かしつけしてくるから
はーちゃん、シャワー浴びてきな。
うん。
シャワーを浴びて、出ると、
荷物をまとめている夫がいた。
浮気が発覚してから
もう外泊禁止って二人で決めたのに…
約束破るんだ…
ごめん、もうどうしたら、いいかわからないよ。
がんばりたいけど、がんばれる気がしない。
どうしたらいいかわからないよ。
ごめん。
うん、わかった…。
（きっと実家に行くのだろう。
今日の話し合いで罵るのは最後にするつもりだったのに。
でももう夫も限界なんだろう…）
今までありがとうございました。
はーちゃんのこと、もう怖いんだ。
でも、それでもやっぱり大好きだよ。
家族は大事。傷つけてごめんね。
子どもたちの寝顔を見て、決心つきました。
さようなら。
ほんとにそれでいいの？
決めたんだね？
うん、ほんとにごめんね。
じゃあ、いくね。
そう言うと
わたしを何度か抱きしめた。
そして、
自分の荷物を乗せて
夫は出ていった。
今、思い出して、
文字にすると淡々とした様子に思えます。
けれど、この時はもうお互い正常な判断が
できない状態でした。
ここから先のことは
きちんと思い出せないことも多いです。
しばらく支離滅裂な会話や展開になるかもしれないけれど
そういう精神状態だったということでご理解ください。
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不快な方はお読みいただくのを
そっとやめていただけるとありがたいです
よろしくお願いいたします